ワゴンRがマイナーチェンジ、燃費33.0km/L!

ワゴンRがマイナーチェンジしたそうです!

そろそろ限界?

スズキのプレスリリースはこちら。
スズキ株式会社 四輪製品ニュース 2015年8月18日 スズキ、軽乗用車「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」が軽ワゴントップレベルの低燃費33.0km/Lを達成

ワゴンRのマイナーチェンジ。軽自動車業界では大きなニュースのはずですが、あんまり事前情報が出回ってませんでしたね。まあ、内容がちょっとショボいからね。

これまでのワゴンRの燃費は、最も良い「FZ」のグレードで32.4km/Lでした。で、今回向上して33.0km/Lになったわけです。ううむ。0.6km/Lの向上ですか。

もちろん偉いけど、なんというか性能向上が鈍化してるのを感じますね。ここ3~4年で軽自動車の燃費はとんでもなく向上してきた。その中でもワゴンRは相当頑張ってきた。改良のたび、毎回「すごい!!」って感じてました。それを思い返すと、今回のマイナーチェンジは「改良幅が小さいね」って思っちゃう。

デュアルカメラブレーキサポート対応なし!!

あと気になるのは、デュアルカメラブレーキサポートの対応がなかったこと。デュアルカメラブレーキサポートは、スバル・アイサイトと肩を並べる高性能自動ブレーキです。これは、スズキにとって大きな武器。5月にデュアルカメラブレーキサポート搭載スペーシアが発売されたので、ここから先、どんどん他車種にも展開していくんだろうなと私は勝手に想像していました。

でも、そうじゃなかった。新型ラパンにも搭載されなかったのに続いて、今回のワゴンRのマイナーチェンジでも搭載されなかった。なぜだ。だってこれ、付けさえすればスズキは圧倒的優位に立てるんですよ。ダイハツは自動ブレーキとして「スマートアシストII」を宣伝してるけど、性能を比べると圧倒的にデュアルカメラブレーキサポートの勝ちです。この事実を知ったら、はっきり言ってダイハツ・スマートアシストIIには価値を感じなくなる。

なんでスペーシアには付けられたのにワゴンRには付かなかったんだろう。わからん。時間的な問題かな。でも、マイナーチェンジって年一回しかやらないってのが通例なので、今回見送ったとなったら次の改良は一年後なわけでしょう。一年あったら、ダイハツだって黙っていない。たぶん追い付いてくると思いますよ。

そんなわけで、比較的ひっそりと行われたスズキ・ワゴンRのマイナーチェンジ。個人的にはちょっと期待はずれだったなあ。