ジムニーは南で買って北で売れ！

2015年12月14日 2015年12月13日

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今日は若干マニアックにジムニーの話。スズキ・ジムニーといえば、言わずと知れた軽SUV。この名車、ジムニーをお得に買う方法を一つ書いておきます。まあ、ジムニーを買うような人は知識のある人ばっかりだろうから、こんなこと常識かもしれないけど（笑）。

ジムニーをお得に買う方法。それは、南の地方で買えばいいのです。ジムニーは、南に行けば行くほど安くなるのです。

なぜなら。ジムニーは、悪路の走破性に優れています。だから、雪深い地方に強いニーズがあるクルマです。逆に言えば、南国にはあまり必要とされないクルマ。もちろん南の地方であっても、山道を走るんだったらジムニーは最高の選択ですが、雪国と比べるとニーズの強さはやっぱり違います。

ということは、ジムニーは南に行けば行くほど必要性が薄れていき、その結果、安く売られることになります。特に中古車だと価格差が激しいようです。

だったら、中古車屋さんだってバカじゃないから、中古車屋さん自体が南で買って北で売るってことをするんじゃないの？と思うかもしれませんが、そこはなかなかそうもいかない。なぜかというと、クルマはデカくて運送費がたくさんかかるので、大移動すると結局価格に跳ね返ってきちゃうんですね。だから、「南で買って北で売る」ということができない。だからこそ南と北で価格差が生まれているというわけです。

しかし、ジムニーを愛する人だと、この価格差を熟知していて、「南で買って北で売る」ということを実際にやる人もいるそうです。青森に住んでるジムニー好きの人が、九州まで旅行がてら飛行機かなんかで行って、現地で安くジムニーを買って乗って帰っていくってことをする場合もあるんだとか。すげえな。まあ、それにしたってトータルコストで言ったら高くつくだろうけど（笑）、ちょっとお得に旅行に行ったと思えば、マニアさんとしては悪くない選択なのかもしれません。

そういうわけで、ちょっとしたジムニーの知識でした！

なお、「南で買って北で売る」を実際にやってるのが中古車最大手のガリバー。ガリバーは流通網が強烈で、日本中どこのクルマでも同じ値段で買うことができます。もちろん、遠くのクルマだと値引きが渋くなったりはするだろうけどね。でも、原則的には日本全国どこにいても同じ価格で買えます。だから、ガリバー社内では、南のジムニーがどんどん北に送られてるんだとか。大手になるとコストダウン効果がすごいんだなあ。
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