スズキがインドで800ccエンジンを開発!ほら、やっぱり世界標準は800ccだよ!!
ちょっと前のニュースになっちゃうんですけどね、今年の4月16日に、スズキが「四輪技術発表会」ってのをやってたのをさっき知りました。
800ccディーゼルエンジンをインドで開発!!
内容は盛りだくさんだったみたいなのですが、そのなかで私が目をひかれたのはこれ。なんと、インドで800ccエンジンを開発しているというのです(正確には793cc)。
引用元:スズキ・四輪技術説明会資料
こちらの資料に793ccと書いてあります。
引用元:スズキ・四輪技術説明会資料
800ccエンジン、来てるじゃないですか!やっぱりこの流れに乗って日本の軽も800cc化しましょうよ。エンジンをインドの巨大市場と共通部品化したらものすごいコストダウンになると思いません?まあ私はただの素人なんで詳しいことはわかんないですけど(笑)、この四輪技術説明会の中でもシャーシの共通部品化についても言及されているし、利幅の少ない小型車・軽自動車にとっては部品を共通化してコストダウンするってのは永遠のテーマなことは間違いないわけですよ。
インドの市場は日本の1.5倍
これはスズキの売上台数ベースの話ですが、インドの市場は日本の1.5倍です。スズキのクルマの売上台数は、日本国内は2013年度は72.8万台。対してインドは、105.4万台です。ざっと1.5倍ですね。日本よりずっと多く売れてるわけですよ。そこと共通部品化できたらコストダウン効果は大きいはず。
現に、もうすでにワゴンRベースやアルトベースのクルマはインドで販売実績があります。でも、エンジンだけは800ccや1000ccに換装された上で販売されているんです。日本でも660ccは非力だと言われ続けてるのに、それを守るのってすっごく経済合理性を損なってると思います。
税金上げてもいいから、お願い!
個人的には、軽規格の800cc化はたとえ税金が上がったとしても実現していただきたいと思っています。来年の4月から軽の税金が年間10800円になることが決まってますが、この際、年間15000円くらいに上がってもいい。800cc化が実現すれば、その税金の上げ幅4200円分くらいは車両価格からコストダウンできるだろうと勝手に思っております。
あ、でもそれだとインドに強いスズキばっかり有利になっちゃって、ダイハツとかは反対するのかな。いや~でもいつまでもガラパゴスじゃいられないでしょ。是非世界に軽の技術を広める一手を、日本の偉い方々にはお願いしたいです!