NTNの高性能デファレンシャルギア撮ったよ!

東京モーターショー2013のNTNのブースでQ’moⅡのインホイールモーターに萌えたあと、地味なベアリング製品を見てきました。NTNっつったらやっぱりベアリングですよね。Q'moは目を引くけど、やはり客寄せパンダ的な立ち位置であることは否めないでしょう。

一目瞭然!

今回書くのは新開発の高性能デファレンシャルギア。デファレンシャルギアって、左右のタイヤの回転差を埋めてくれる装置です。クルマを運転しててハンドルを切ると当然曲がるわけですが、回転する時の外側のタイヤは、内側のタイヤよりも長い距離を移動することになりますよね。直径が大きいわけですから。そうすると内側のタイヤと外側のタイヤで回転数が変わることになるので、その回転数の差をうまく調節してくれるのがこのデファレンシャルギアです。

私みたいな素人としては「あ、そーいう部品も必要なんだね!」と気付いてまずビックリしたわけですが、NTNのブースで展示されていたのはそのディファレンシャルギアの新製品。「高性能深溝玉軸受」というなんともいかつい名前でした。
DSCN4750

これの何が高性能かというと、抵抗の少なさ。従来品よりもエネルギーロスが少ないんだそうです。実際にまわして実演してくれていました。動画はこちら。

左の新製品は、オイルの巻上げが明らかに少ないですよね。つまりは無駄なエネルギーを使わずに済んでいるわけで、燃費向上に貢献できるというわけです。

NTNはまさに裏方の部品メーカーなので普段は見る機会なんて絶対ないわけですが、こういった技術革新を目の当たりにできて楽しかったです。NTNの人って、なかなか社会にアピールする機会がなくて歯がゆい思いをしてるんだろうなあ。

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