NTNのQ'moⅡ インホイールモーターに萌えるッ!!

東京モーターショー2013のNTNのブースで、EVコミュータQ'moⅡを見てきました!

NTNといえばベアリングだけど・・・

NTNっつったらベアリングの会社。ベアリングで形取られたクマ(?)のマスコットは見たことのある人も多いはず。ベアリングの会社がEV??と少し不思議に思ったのですが、モノを見たら納得しました。これです。
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ホイールが、普通のクルマではあり得ない方向に曲がってますよね。しかも前後両方。4輪とも曲がります。角度もかなりついてます。
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パネルを見ると、その場で移動せずに一回転とか、カニのように横方向に動くとか、普通のクルマじゃできない動きをできるようです。横方向ってことはタイヤを90度曲げる必要があるわけで、市販のクルマでは絶対できないですよね。
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なぜそんなにホイールの角度を切ることができるのか。それはインホイールモータを使っているからです。通常のクルマであればボディの中にエンジンが一つあって、それを2輪なり4輪なりにシャフトなどを使って伝達するじゃないですか。

でもこのQ'moⅡはインホイールモータで駆動します。インホイールモータってのは、その名の通り、ホイールの中にモーターを入れちゃってる駆動方式。ホイールの中で動力を発生させているから、動力伝達のシャフトなどが不要になって、このようなホイールの角度を切ることができるようになっています。

この写真を見ると、ホイールの内側にちょっとゴツく何かついてるでしょ?これがモーターです。これが4輪全てについています。
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なぜベアリングのNTNがEVなのか。それは、おそらくこのインホイールモーターを小型化する技術に長けているためですね。ベアリングのプロであり、回転運動を知り尽くしているからこそできたのだと思います。

そういや、このモーター自体はNTNが自作してるのかなあ?ちょっと気になるところ。NTNが強いのはあくまでもベアリングとその周辺技術でしょうからね。モーターとどのように関わっているのか、どのように独自技術が活かされているのか興味を惹かれます。

実用化はまだ先でしょうが、こういったコンセプトモデルはワクワクしますね。量産技術や法整備など課題は多いでしょうが、是非とも実用化まで頑張ってほしいです!

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