軽ハイトワゴン 一番軽い、実燃費が良さげなクルマはこれだ!

軽自動車の世界では各社の燃費競争が可哀そうなくらい激しくなってます。こないだDAYZ/新型eKワゴンが29.2km/Lを叩き出し、軽ハイトワゴンに関しては横一線に並んだ感があります。

結局、実燃費は重量で決まるんじゃね?

カタログ燃費はどれも似たり寄ったり・・・という言い方をしては可哀そうですね。とにかく各社とも頑張って、どのクルマも素晴らしい燃費になって、結果的に同じような燃費になっています。

カタログ燃費はやっぱりカタログ燃費でしかないので、実燃費とはかなり違う値になるわけですが、じゃあ実燃費に最も影響するのってなんなのよというと、間違いなく車体重量ですね。重いものであればあるほど、動かすにはエネルギーが必要です。この物理法則からはどうやっても逃げられません。もちろん内部のフリクションとかもあるわけですが、最も重要なのは車体重量のはず。なので、それを調べて並べてみました。こんな感じです。

MOVE ワゴンR N-ONE DAYZ/eKワゴン
カタログ燃費 29.0km/L 28.8km/L 27.0km/L 29.2km/L
重量 810kg 780kg 840kg 830kg
最廉価価格 107万円 110.985万円 115万円 112.035万円
等価慣性重量
(カタログ燃費測定時負荷)
910kg 910kg 910kg 910kg

うん、これは明らかにワゴンRの勝ちですね。個々の走り方とか地形とかにもよりますけど、ワゴンRの軽さはダントツなので、カタログ燃費ではDAYZ/eKワゴンに0.4km/L負けているものの、おそらく実燃費ではワゴンRが最も良いんでしょう。もちろん実際のところは誰にもわかんないですけどね。私はそう信じます。

なお、カタログ燃費を測る際に負荷をかける(等価慣性重量)のですが、その設定を調べたところ、上記4車種はどれも同じでした。ワゴンRにしてみればせっかく軽量化したのに他のクルマと同じ負荷をかけられちゃってるわけで、ちょっと損してる構図ですね。

ま、だいぶ細かいですが、現状の軽ハイトワゴンの中では、実燃費が最も良いのはおそらくワゴンR、というお話でした。

軽ハイトワゴン 一番軽い、実燃費が良さげなクルマはこれだ!” に対して2件のコメントがあります。

  1. ぺろりんちょ より:

    連続コメント失礼致します。
    仰るとおりで、今月号の月刊乗用車にMOVE,ekワゴン,ワゴンRの実燃費比較が載っていましたが、JC08燃費とは全く逆になっていました。ワゴンR>ムーブ>>ekワゴンでした。
    ekワゴン(Dayz)は急遽(無理して)省燃費指向のセッティングにしたためか、走行性能はかなりイマイチで、かつ燃費も悪いという非常に残念な車になってしまっています。実際に自分もこれら全て試乗して比較しましたが、差は歴然としていました。

    1. ブログ主 より:

      コメントありがとうございます!

      >今月号の月刊乗用車にMOVE,ekワゴン,ワゴンRの実燃費比較が載っていましたが、JC08燃費とは全く逆になっていました。ワゴンR>ムーブ>>ekワゴンでした。
      おお~、そうだったのですね!自分の仮説が合っていたようで嬉しいです。eK&Dayzは、やっぱりちょっと残念な感じですよね。せっかくの新型車なのに、もったいない。

      この記事はちょっと恐々書いたのですが、同じ結果が出ていたということでとっても安心しました。ありがとうございました!

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