クムホタイヤのブースは何をしたいのかわからなかった
東京オートサロン2014に行ってきました。今回、私はクムホタイヤのブースを楽しみにしていました。根がケチな私としては、安いタイヤメーカーに興味があったんです。ブリジストンとかの技術が高いのはよ~くわかってるので、逆に、クムホタイヤみたいな企業が「安くてそれなりのもの」をどうやってアピールするのか注目してました。
なにこれ??
ブースの中にはクルマの展示があったんですが、肝心のタイヤの説明がありませんでした。これ、どういう意図でブースを出してるんだろ??と思いつつ奥に行くと、片隅にクムホタイヤの歴史が書いてありました。
内容はハングル・英語・日本語の順番で書かれてました。う~ん、日本用の展示っぽくないな・・・と思いましたが、韓国・日本の両方で使ってるのかな。
そして商品がずらり。ただ、この展示はブースの奥に隠れるようにして置かれていました。
クムホは韓国資本の会社なので、もしかするとヘタに日本語専用のパネルを作っちゃったりすると親日的だっつって国内から批判を浴びるのかもしれませんね。それでこんな展示の仕方になったのかも。そういえば、私は会場で「日本語がない」と感じていましたが、今考えるとブースの目立つところには説明そのものが存在しなかったですね。クムホの他にも海外資本の会社のブースはたくさんありましたが、どこも日本語用のパネルを用意してました。クムホは意図的に説明を避けてる印象だったなー。
クムホも商売やってんだから、きっと日本語で色々と説明して理解を深めて欲しいと思ってたんじゃないかな。日本の消費者だって、安いタイヤはウエルカムなはず。それが、いろいろと感情の問題でチグハグになるのはもったいないなーと思いました。
ただ、救いはブースのおねいさんに群がるカメラ小僧さんたちがものすごく多かったこと。日本人のクルマ好きさんたちは、韓国資本の企業だからっつってそんなに敬遠はしていないようです。日韓は色々と問題はあるかもしれないけど、こういう個別具体的な企業に対する評価までその雰囲気に流されるのはもったいないですよね。安くて良いモノ作ってくれりゃあ私は買いますよ。