新型アルトのガソリンタンクは27Lに増加してた!
新型アルトについて色々書いておりますが、一つ重大なことに気づきました。ガソリンタンク容量です。
20L→27L!
旧型アルトエコのガソリンタンク。もう評判は散々でした。なんでかというとたったの20Lしかなかったから。
アルトエコの30.2km/L、実は大きな欠点アリ。って記事でも書いたとおり、この20Lのガソリンタンクというのは大不評でした。アルトエコの燃料タンクが30Lだったらカタログ燃費はどうなった?って記事まで書いてしまいました。ようするにアルトエコの20Lガソリンタンクは姑息な手段でカタログ燃費をよく見せるためにやってたってことです。
しかも、ガソリンタンクが20Lのクルマって、他に一切ありません。一番小さくても27L。20Lってのはあまりにも極端に小さいと言わざるをえない大きさだったんです。
しかし、今回の新型アルトではこの20Lガソリンタンクが撤廃され、27Lになっているようです。スズキ偉い。よくぞこの改良をした。
一回20Lにした時は2年前で、その時は明らかにカタログ燃費対策だったんだよね。そこから車重をさらに軽量化して、ホントは前回のマイナーチェンジで27Lに戻してもカタログ燃費としては問題なかったはずなんだけど、スズキも意地になったのか、27Lに戻さなかったんですよ。こりゃーずぅぅっと20Lのままなのかなって思ってました。
それが今回、27Lに戻ったわけです。これはスズキの大英断。20Lはあまりにも小さすぎますからね。何度もガソリンスタンド行くの面倒っしょ。一回20Lにしたのをまた27Lにするのは、20Lにしたっていう決断が間違っていたことを認めることになるわけで、スズキとしてはやりたくなかっただろうとおもいます。それをよくぞ戻した。よく間違いを認めた。偉い。
20Lのアルトエコをリリースした時にはもうスズキ大嫌いって気分でしたけどね。ハスラーみたいな新しい価値のクルマを出したり、今回のアルトの改良もあり、スズキはだんだんとユーザー目線を取り戻してる感じがしますね。
あとはS-エネチャージの動向に注目ですね。S-エネチャージは素晴らしい技術ではあるけど、現時点ではコストメリットは全く無いと言っていいです。この技術の低コスト化も必須でしょう。スズキさん、期待してますよ!