ホンダが「バーチャルけん引」を実現 それって便利なの??

ホンダが「バーチャルけん引」を実現したそうです。便利なのかそれは。

自動運転技術と車同士の通信で実現

ニュースソースはこちら。
安全システム:ホンダが自動運転技術と車車間通信で「バーチャルけん引」を実現 - MONOist(モノイスト)

バーチャルけん引。けん引ってほらあれですよ。車と車をロープで繋いで引っ張るやつ。あれをロープ無しで実現するってことですね。

上記ページでは、下記のように記述されています。

急な発作などで運転が困難になった他の車両のドライバーを支援できる「バーチャルけん引」を披露する。バーチャルけん引では、支援を求める車両の周辺にいる先導する余裕のある車両が、コネクテッドカー技術を使ってけん引指示を行い、自動運転技術も活用しながら病院などの緊急救援サービスを受けられる場所にけん引する。

これ、技術的には凄そう。単純な自動運転だけではなくて、先行車との車間距離なんかをうまく保ちながら、進行方向なんかも通信で取得しながら後を追っていくわけでしょ。結構難しそうだよね。

便利なのかこれは

ただ、これが便利かってーとちょっと疑問。だって、運転手が急な発作を起こしたんなら、別に車をけん引しなくても、そのまんま車を乗り換えて病院に連れて行けばいいじゃんね。わざわざけん引する必要性は薄いよね。

どちらかというと、「他車の中で人が発作を起こしたのがわかる」「発作を起こした人の車を安全に止めることができる」「他車を外から操作することができる」ということが重要なのかなと思いました。わざわざ「けん引」をネタにしたのはそれらのことをうまく説明できるから取り上げたのかなーと。

ともかく新技術が進化するのは嬉しい事です。自動運転、熱いですね。これからどういう形で普通の車に装備されるのか、楽しみです!