誤差10cmの地図ができる!!!

「誤差10cm」の地図ができるそうです!

ニュースソースは日経新聞。
車線ごとに情報、誤差10センチ 自動運転へ道  :日本経済新聞

これによると、パイオニア子会社のインクリメントPが手がけるそうです。インクリメントPといえば、マップファンの会社ですよ。地図アプリとかで有名な、あのマップファンです。

MapFan+(マップファンプラス)を App Store で
MapFan 2015(オフライン地図ナビ・2015年地図) - Google Play の Android アプリ

地図業界というとGoogleマップを思い浮かべちゃうけど、あれって地図データはGoogleオリジナルじゃなくて、ゼンリンから買ってるんだよね。なので、日本の地図会社が頑張ってくれるのは意味のあることなのです。

誤差10cmと聞いて初めて気づいたんだけど、道路の幅は場所によって様々だし、車線一つの幅もさまざま。ということは、10cmの精度の地図というのは自動運転には強い味方になることでしょう。

しかもこのインクリメントPが作る誤差10cmの地図は、なんと「渋滞や事故情報も瞬時に反映する」とのこと。これはすごい。完全に自動運転を意識していますね。これが実現されたら、きっと強力な社会インフラになりますね。現在の自動運転車ってのは社内からカメラで外部を撮影して画像解析して操作されていて、それでもほぼ正確に安全に運転されているわけだけど、ここにこのインクリメントPの情報が加わったら利便性もグっと向上。まさに鬼に金棒。

まあ今回のニュースはまだ「着手」程度のニュースで、今後はどうなるかわかんないけどね。でも、期待したいなあ。