新型タント ガッカリ情報 ピラーレス廃止&燃費はスペーシアに及ばず?
このブログでは新型タントについて色々書いてきました。いよいよ予想されている発売時期が迫ってきましたが、ここにきてガッカリな情報が。ソースはベストカー6月26日発売号。
ピラーレス廃止&燃費はスペーシアに敗北ってマジ!?
まず一つ目のガッカリは「ピラーレス廃止」。現行のタントは助手席側のセンターピラーレスを押しに押して宣伝していました。実際に好評だったんだろうと思います。しかし、それが廃止されるとのこと。理由は、燃費向上のための重量軽減。ピラーレス構造は便利な代わりに車重が重くなるという欠点があるんですよね。昨今の燃費競争の中で、オンリーワンな特徴であるピラーレス構造を捨てたようです。なお、その代わりってことでもないんでしょうが、従来の助手席側の片側スライドドアから、両側スライドドアになるとのこと。
そしてもう一つのガッカリは、燃費がスズキのスペーシアに負けるらしいこと。ベストカーの記事をそのまんま書き写すと、
センターピラー付きの両側スライド開閉だと、従来の片側に比べて50kg程度車重が重くなります。したがって、ムーヴのJC08モード燃費29.0km/Lよりも1~2km/L程度悪化する見込みです。
という感じ。「ムーヴのJC08モード燃費29.0km/Lよりも1~2km/L程度悪化する見込み」ってことは、燃費は27.0km/L~28.0km/Lになるってことですよね。スズキスペーシアの燃費は29.0km/Lですから、どっからどう見ても負けてることになります。
燃費のため・車重軽減のためにオンリーワンな特徴であるピラーレスを廃止したのに、両側スライドドアにした結果、結局車重が増えてしまって、ライバルであるスペーシアに燃費で敗北ですか。これは残念と言わざるを得ないですねー。
まあ、軽スーパーハイトワゴンは、燃費はスペーシア>タント>NBOXなのに、売れ行きは真逆のNBOX>タント>スペーシアですからね。このクラスのクルマには燃費は必要ないのかもしれません。でも、だったら、ピラーレスというオンリーワンな魅力を捨ててほしくなかったなー。それとも、まだ公表されていない別のなにかすごい機能があるのか?
私としては、今回の情報には心底ガッカリしました。「別の何か」があることを大いに期待します!
--- 2013.07.24追記 ---
新型タントについては、どうも情報が錯綜しているようです。下記記事に書きました。
新型タントの情報が錯綜している模様
--- 2013.07.24追記 ---