軽セダン トルクランキング(2015年10月)
今日は、軽セダンのトルクランキングを作ってみました!
走り屋さんにとって大事なのはトルク。トルクって、まあ簡単に言えば加速力ですね。低いスピードから高いスピードへもっていく時にもっさりするか、キビキビ加速するかです。
私みたいな普通の人にとってはどうでもいい部分ですが、クルマが好きな人はここが気になるところだと思います。なので、ちょっと表を作ってみました。なお、軽自動車はエンジンの大きさが全車660ccで同じなので、トルクの効果は車重に左右されるところが大きいです。なので、今回は軽自動車の中でも最も軽いカテゴリーである、軽セダンで作表してみました。
それがこちら。
車名 | トルク(N・m) | 車重(kg) | 車重1kgあたりのトルク |
---|---|---|---|
ミライース | 57 | 730 | 0.078 |
ミラ | 65 | 750 | 0.087 |
ミラココア | 60 | 810 | 0.074 |
アルト | 63 | 650 | 0.097 |
アルト ターボRS | 98 | 670 | 0.146 |
ラパン | 63 | 680 | 0.093 |
トルクと、車重と、その2つを元に車重1kgあたりのトルクを算出しました。
書いてる途中で思ったんですけどね、軽セダンで走り重視のクルマってのは今はアルトターボRSしかないわけで、どう考えてもこれが1位になるだろうなと思いました。で、実際そうなったわけですけど、この数字の差はすごいですね。最弱のミラココアとアルトターボRSを比べると、トルクの値で1.6倍、車重あたりトルクで2倍の差がついてます。アルトターボRS、ぶっちぎり。まさにぶっちぎりです。走りで軽を選ぶなら、明らかにアルトターボRSだ。
あと、ミライースとアルトの差も気になるところですね。どちらも、ダイハツ・スズキそれぞれの会社の燃費スペシャル車として名を馳せています。燃費を追求したクルマなので、他のことは基本的には気にしていないクルマのはず。そんなクルマにどれくらいのトルクが残ってるのか。
比べてみると、ミライースが57N・mに対してアルトが63N・m。そんで、車重1kgあたりのトルクはミライースが0.078に対してアルトが0.097。
なんとまあ。意外と差が大きく出ましたね。この数字からササっと計算すると、アルトの加速力は、ミライースの加速力の1.25倍です。25%も差があるんですよ。こりゃびっくりだ。燃費も走りも重視するなら、断然アルトを選ぶべきですね。
ただ、ミライースは価格が安いんですよね。以前、新型アルトvsミライース 総コスト対決!ってのを書いたことがありますが、ミライースの方が明らかに安くつくという結果でした。それが頭にあったので、ミライース最強!アルトの負け!!って私は思ってたんですが、こういうところでスズキも頑張って、個性を残してたんだなあ。
そういうわけで、低燃費も快適な走りも欲しいなら、アルトを選べ!って記事でした!
なお、その辺の細かいスペックがよくわからんけどこだわりたい!って方は、ガリバーにクルマ選びを依頼すると良いですよ。欲しい車のイメージを伝えておけば、よさげなクルマを選んで提案してきてくれます。ガリバーは未使用中古車も扱ってるので、新品が欲しい人のニーズにも応えられるはず。複数メーカーのクルマを比較して提案してくれるところが、新車ディーラーさんには無い強みです。