アメリカで自動ブレーキ義務化!

アメリカで自動ブレーキが「義務化」されたようです!

ニュースソースはYahooニュース。
自動ブレーキ、標準装備に=トヨタなど10社が合意―米 (時事通信) - Yahoo!ニュース

義務化ですかー。意外と早く実現しましたね。

今回の義務化は、「義務化」と報道されているところもありますが、実際にはアメリカ国内の法整備としてされているものではなく、自動車メーカー側の自主規制みたいな合意で取り決められたものだそうです。アメリカ政府側の道路交通安全局の音頭の元、メーカー10社が合意したとのこと。この10
社のクルマには、必ず自動ブレーキが付くということになります。

この10社は、トヨタ・マツダ・GM・フォード・フォルクスワーゲン・BMWなど。新車販売台数の57%を占めているそうです。

57%かー。義務化といいつつ、57%なんですね。ちょっと残念感がありますね。まあクルマにも色々あって、趣味性の高いクルマの場合は自動ブレーキを付けたくない人もいるだろうし、ほんとに100%義務化になったら反発も結構ありそう。

でも、生活者視点から見れば、街を走っているクルマに全て自動ブレーキが着いたとしたら、それはありがたいことですよね。何しろ事故に遭う危険性は減るわけですから。

日本でも自動ブレーキはかなり普及しつつあります。コスト削減競争の激しい軽自動車の世界であっても、2012年末にムーヴにスマートアシストが搭載されて以来、一気に広がりました。今ではスズキがデュアルカメラブレーキサポート搭載のスペーシアを出し、時速100kmまでをカバーする自動ブレーキが市販されています。

色々議論はあるだろうけど、基本的には自動ブレーキ義務化は賛成したいところです。日本にもこの流れが入ってきてくれるといいなあ。