タカタ製エアバッグ問題の現状は?

すっごく重いニュースで、しかもはっきりした原因がわからなくて気軽に触れるのは憚られたんでこれまで書かなかったんですけど、いよいよ問題が大きくなってきたみたいなので勉強も兼ねて書きます。タカタのエアバッグ問題。

有名企業のタカタが

タカタといえば有名な自動車部品メーカー。そのタカタが作ったエアバッグで問題が起こっているというのです。

どこまでが確定情報かわかんないので一歩距離を置いて読んで欲しいんですが、色んなニュースサイトで書いてあることを見る限り、タカタ製エアバッグの誤作動が原因で亡くなった方が、わかっているだけで今のところ5人出ているようです。エアバッグが急激に膨らむ際、膨らむというよりは爆発するという感じですが、その爆発時に金属片が飛んできて運転者に刺さって死者が出ているようです。死者だけで5人ですからね。他にも目に刺さって失明する人も出たりしているようです。

タカタのエアバッグが搭載されているのは主にホンダ車とトヨタ車。この問題でのリコール台数はこれまでの約6年間で世界で1700万台規模になっているらしいです。それだけたくさんのクルマにそんな危険が潜んでいる可能性があったんですね。怖すぎる。

現状でもまだ問題は収束しておらず、今月13日の決算説明会でも明確な説明がなかったようです。アメリカで公聴会に呼ばれたりしているみたいで、これから問題の全貌が明らかになってくるって感じでしょうか。

ちょっと怖いですね。一応タカタにも問題認識はあって、生産ラインの見直しとかはしてるようなんですけど、決定的な原因がつかめてない現状で生産工程を見直してもどこまで有効な手立てが打ってあるのかよくわかんないし。

ただただ怖い。そして、この問題は収束していない。とりあえずはそのことを頭に入れておきましょう。