消費税増税に日産副会長が賛成!へえ、そうなんだ

日本経済新聞社と日本経済研究センターが共催する、景気討論会ってのが開かれたそうです。その会に日産自動車副会長である志賀俊之さんが出席されたそうなのですが、「消費税増税は予定通り10%に上げるべきだ」とコメントしたそうです。個人的にはちょいとビックリ。

理性的な判断??

ニュースソースはこちら。
消費税10%、15年秋実施へ財政対策を 景気討論会  :日本経済新聞

だってね、自動車業界にとって消費税増税って恐怖以外の何物でもないはずだと思うんですよ。現に、今年4月に8%に増税された時はガクーーーーンと自動車業界の売上は下がりました。ダイハツの2014年度上期は不調だったし、他社も全般的に調子がいいとは言えなかった。まあ、円安になったんでその分で相殺されてる会社も多かったですけどね。

そんな消費税増税に自動車業界の偉い人が賛成するってのは本当に驚きました。ちゃんと理性的な判断してるのね。

個人的には私は消費税増税は行うべきだと思ってます。だって、日本のお金持ちってほとんどお年寄りでしょ。で、お年寄りってお金持ってるけど税法上の所得は少ないじゃないですか。だから所得に対しての課税に重点を置いてると、お年寄りのお金持ちから税金が取れない。でも、消費税を増税すりゃ、そーゆーお金持ちのお年寄りからもしっかり税金を取れると思うんですよね。そんで苦しくなっちゃうお金持ってない人は社会保障で救ってあげればいいんじゃないのと。まー私の知識もどっかのだれかの受け売りですけど。

そんな感じで理性的に考えれば消費税増税は時期の問題はあってもいずれは不可避だと思うんですよ。でも自動車業界としてはイヤなはず。そんなジレンマの中、自動車業界の偉い人はどう発言するのかなあと興味を持っておりました。そしたら今回の志賀さんの発言。個人的には偉いなと思いました。短期的な自分の利益を損なっても、ちゃんと全体のことを考えた発言できるんだなあと感じました。

世間では色々悪いこという人たくさんいるけど、たぶん、日本経済を動かしてる偉い人は意外と腐ってないんじゃないか。まともな人がちゃんといるんじゃないか。そんなことをぼんやりと考えたニュースでした!