スズキ・ハスラーがインドネシアに進出か!?
インドネシアでジャカルタモーターショー2014をやっていたようなのですが、なんとスズキのハスラーが出展されていたそうです。
日本の軽が世界へ!その2
ニュースソースはこちら。
【ジャカルタモーターショー14】スズキ ハスラーに予想以上の手応え | レスポンス
ハスラーといえば、言わずと知れた、現在の日本の人気車種。販売台数こそ軽自動車の中では5位(2014年8月)ですが、納期の長さではたぶんダントツ一位でしょう。以前、納期短縮情報が出ましたが、それでも当時の納期予想は5ヶ月。生産能力に対して販売台数がムチャクチャ多いということで、人気が集中していることを物語っています。
そのハスラーが海外のモーターショーに出展されるとあれば注目せずにはいられません。しかもハスラーは日本でガラパゴス化した軽自動車なのです。軽自動車規格が海外でどのように受け止められるのか、気になるじゃないっすか。
小ささ・デザインは受け入れられた!
上記リンク先の記事によれば、ハスラーは盛況だったようです。あくまでも参考出品で「(インドネシアでの)販売の予定はない」とのことですが、常に人だかりができていた状態だったとのこと。関心は高かったようです。つまり、日本のガラパゴス規格である軽規格の「小ささ」と、ハスラーの「デザイン」は現地の人達の興味を大いに惹きつけた。つまりは「受け入れられた」と見てもいいんじゃないでしょうか。
ダイハツの新型コペンに続くか
実は、日本の軽自動車の海外進出は既に行われています。それはダイハツの新型コペン。日本仕様のまんま、インドネシアでの発売が決定してるんですねー。
ただ、新型コペンはスポーツ車なのである意味キワモノなのですが、ハスラーは軽ハイトワゴンとして立派に実用的に使えるクルマ。コペンとハスラーでは、なんというか一般庶民度が違いますね。コペンはインドネシアのハイパー金持ちさんが買うんでしょうけど、もしハスラーが発売されたら、割と庶民な人も買うと思うんですよ。もちろんインドネシア現地じゃあクルマは超高級品でしょうから限りはあると思うんですけどね。それでも実用性のある軽自動車が海外で発売される意味はデカいなと。
ちょっとスズキのインドネシア現地法人の方の言葉を引用させていただきますと、
インドネシア国内の販売を担当するPT.SUZUKI INDOMOBIL MOTORのプレジデント・ディレクターの大石修司氏はインタビューに答え、「(ハスラーは)売りたいと思うから持ってきた。軽自動車じゃダメだという既成概念を取り払いたい。来場者に聞くと幅が狭いなんて全然言わないし、サイズ感もあれでいいという。しっかりとした手応えを感じているし、(できたら)タイよりも先に売ってみたい」とした。
とのこと。
「売りたいと思うから持ってきた」。力強い言葉じゃないですかー。是非とも、是非ともインドネシアでも勝負して頂きたい!お願いします!