スズキ、インドネシアに乗用車の新工場建設へ
スズキがインドネシアに乗用車の新工場を建設するそうです!
アジア増強!
いろんなニュースサイトに載ってますが、ロイターの記事へのリンクを貼っておきましょう。
スズキ、インドネシアに乗用車の新工場建設へ | ビジネスニュース | Reuters
新工場で何を生産するかというと、日本のワゴンRをベースとした1000cc車だそうです。ワゴンRベースですか。1000ccのエンジン積むくらいなら、もう660ccのワゴンRそのまんまを生産しちゃえばいいのにね。海外だと660ccエンジンは受け入れられづらいんでしょうか。
素人考えですが、インドネシアはまだまだ発展の途上だと思うので、きっと都市部の交通網の整備状況もあまり行き届いてはいないでしょう。となれば、日本の軽規格の大きさのクルマは日常の足として大いに役に立つと思います。
この新工場への投資額は600億円。昨年1月にもエンジンの工場に400億円を投入すると発表しており、それと合わせると実に1000億円です。これはすごいね。でも今調べたら、スズキの総資産は2兆5000億円もありました。それとの比率にすると僅か2%。スズキってすげーんだなー。
以前、スズキ株式会社の事業内容まとめって記事を書きましたが、このとき調べたところによるとスズキのアジア向け売上高は全体の30%、営業利益では18%を占めています。アジアはこれから豊かになっていくんでしょうし、まさに最重要戦略地域といった感じでしょうか。
私はダイハツのファンですが、こういった動きを見るとスズキのフットワークの軽さがうらやましくなったりします。スズキは鈴木修会長が強烈なリーダーシップを持ってるからこうやって機動的に動けるんですよね。ダイハツはその点、トヨタの顔色を伺っているところがあるのかなあ。