ダイハツ・トヨタ連合で技術交流しているから、ダイハツは強い。

MOVEを生産しているダイハツは、スズキと並んで軽自動車シェア1位を毎年激しく争っています。
そのダイハツは、会社としても素晴らしい!のです。

ダイハツ・トヨタ連合でシェア44%

知ってる人は知っていますが、ダイハツはトヨタの子会社。
ダイハツの株の51%をトヨタが握っています。

じゃあ、ダイハツって親会社のトヨタにいじめられてるんじゃん?と思ったら大間違い。
元々、トヨタは、ダイハツの高い技術が欲しくて欲しくてたまらなかったんです。

歴史は古く1967年、トヨタとダイハツは業務提携をしました。
それから1998年にトヨタがダイハツの親会社になり、今に至るまで。
長く長く、両者は技術交流をし続けているのです。

2010年の自動車販売台数シェアは、トヨタが31.6%、ダイハツが12.3%。
両者を足すと、実に44%にもなります。
日本で走っている車の半数弱が、ダイハツ・トヨタ連合で作られた車なんです。

その圧倒的な台数で培われた技術やサポートのノウハウを、ダイハツとトヨタは交流でやり取りしています。
これだけの台数を扱っているからこそ、高い技術を維持し、磨き続けられるのです。

他の自動車メーカーも、それぞれ海外のメーカーと業務提携をしています。
しかし、こと日本に限って言えば、ダイハツ・トヨタ連合は圧倒的な強さ。
何しろシェア44%ですから。

トヨタへOEM提供

更に、ダイハツはトヨタへ様々な車種をOEM提供しています。
OEMとは、ダイハツが作った車を、トヨタのブランドで販売するということ。

現在、ダイハツからトヨタにOEM提供しているのは下記4車種。

  • ブーンルミナス → トヨタではパッソセッテ
  • ビーゴ → トヨタではラッシュ
  • クー → トヨタではbB
  • ブーン → トヨタではパッソ

すごいでしょ?
トヨタからも、こんなにダイハツの力を認められているんです。

特にbBなんて、一時期はトヨタの主要車種でしたよね。
その名前を冠したクルマを社外であるダイハツに出すなんて、トヨタとしても勇気が必要だったはずです。
ダイハツの技術を認めているからこそ、できたことだと思います。

MOVEは、こんな素晴らしい会社であるダイハツの旗艦車種。
誰もが認めるいい車だと言う事も、納得できます。

今後も、様々な車種との比較を通して、MOVEの素晴らしさを探っていこうと思います。

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