流行の3Dプリンタが自動車部品にも進出してた!
東京モーターショー2013で見てきたものについて色々書いております。今回は若干イロモノ感がありますが(笑)、流行の3Dプリンタが自動車部品にも採用されてるよってハナシ。
美しい!
出展していたのは、株式会社コイワイさんという小田原の会社。他の会社と比べると、雰囲気はかなり質素な感じでした。ま、モノを見てくれって感じでしょうか。
そして展示物はこんな感じ。3Dプリンタで作られたクルマの部品たちです。
ド素人な私には何のパーツなのかサッパリわかりませんでしたが(笑)、入り組んだ構造の物体も作れることが一目瞭然でわかりました。
会社案内によると、3Dプリンタを使ったこの工法は「RP砂型積層工法」と呼ぶそうです。この技術は直接的な生産に使うわけではく、パーツの「試作」に効果を発揮するとのこと。通常なら2週間くらいかかる納期を3日程度に短縮・・・だったかな。ちょっとうろ覚えですが、ともかく試作の納期が大幅に短縮され、それによってクルマの研究開発のスピードに貢献できるそうです。確かに研究開発は作っては試しての繰り返しでしょうから、これは大きな味方ですね。
ただちょっと気になったのは、これだけ3Dプリンタがブームになっているのに、東京モーターショーで3Dプリンタ絡みの展示をしていたのはこのコイワイさんだけだったこと。使えば便利なんだろうと思うんだけど、なんでだろ?やっぱり強度が出ないから用途が限られるんだろうか。
ま、どこまで便利なのか見えないところもありましたが、とはいえ新しい技術が導入されていくのは良いことだと思います。期待してますぜ!