BNLジャパンさんのプラスチックベアリングの軽さに感動した
東京モーターショー2013のプレビューナイト最後にジヤトコのCVTカットモデルを見に行った私。そんなこんなで終了時刻の20時を迎えてしまったのですが、なにやらみんな片付けに入っていない。あんまりキッチリ20時で終了って感じではないのかな?と思って、雰囲気を探りながら、ジヤトコのブースを離れて西3ホールに向かいました。
思わぬ発見!
西3ホールに行ったのは、トミカのミニカーが売っているブースがあったから。私にとってプレビューナイトのメインは新型コペンでしたので、もしかしたらトミカで新型コペンのミニカーを売ってないかしらんと思ったのです。
しかしたどり着いた先のトミカではコペンのミニカーは売っておりませんでした。残念。でもまだ来場者の人たちが結構いたので、あてもなくシレっと隣のブースを見に行きました。その行った先がBNLジャパンさんのブース。
こちらのブースにはハンドルの軸部分のモデルが置いてありました。なんじゃこりゃと思って聞いてみると、なんとプラスチックで作ったベアリングを装着しているとのこと。
これまでのベアリングはほとんどが鉄。でも、実際には鉄の耐久力はオーバースペックなことが多いんだそうです。今回モデル展示されていたハンドルの軸がその代表例だそうで、プラスチックベアリングは耐久力では鉄に劣るものの、それでも全く問題ない部位が多いそうです。
そしてプラスチックベアリングの長所はまず軽いこと。軽さは正義ですよね。軽自動車ブログを書いている私としては見逃せません。鉄がプラスチックに置き換わるってんだから軽量化にはものすごく寄与するでしょう。
もう一つの長所は成型が楽、つまり生産の手間がかからないこと。射出成型でニュ~っと出せばそれでOK。ま、そこまで言っちゃうと言い過ぎかもしれませんが(笑)、鉄と比べて楽なことは間違いないです。楽だってことは結局コストにかかってくるわけで、低価格化の一助になるわけです。
実際にこの軸をつまんで回してみたのですが、明らかにプラスチックの方が軽かったです。たぶん質量が軽い分、回すのも楽なんだと思います。ハンドル回すのが楽ってことは、運転で疲れづらくなるし、パワステの電力も抑えられるのでその意味での燃費に好影響!素晴らしい!動画も撮ってみたのでどうぞ。
いやー、すごい。まさかプラスチックでベアリングを作るとはね。全く期待せずにフラっと寄っただけだったのですが、はっきり言って感動しました。そんな手があったのか!!!って感じで。
私はこうやってブログを書き続けて2年間経つわけですが、私の知らない世界は広く広く広がっている。やっぱり私はド素人だったのだ!!!と思いを新たにいたしました。これからも貪欲にいろんなことに首を突っ込んでいきたいと思います!
MOVE ABOUT 様 TOKYO MOTOR SHOWの際、弊社BNLジャパンのブースにお越しいただきありがとうございました。ブログにいろいろプラスチックベアリングの良さを書いていただきありがとうございます。
GM、FORD社が造る車の50%以上で弊社のプラスチックベアリングを使っているにもかかわらず、日本ではまだ1台ににも、プラスチックのベアリングがステアリングコラムに使っていただいていない1番の理由は日本ではステアリングコラムメーカーは鉄のベアリングのメカ―であるということです。時間はかかると思います。
ところでTOKYO MOTOR SHOWの弊社のブースをバーチャルで説明するURLを下記のように作りました。 ご覧ください。
http://www.out-rigger.jp/web/bnl2013/bnl_flash_ver1_1/
谷口ーBNLジャパン㈱
コメントありがとうございます!そして、東京モーターショーではお世話になりました。
私はこんなブログを書いていながら素人の域を出ていないもので自動車メーカーのブースしか興味を持っていなかったのですが、
部品メーカーのブースもこんなに面白いんだ!と初めて気づいたのがBNLジャパンさんのブースでした。
バーチャルブースのページ、いいですね!すごく懐かしく見させていただきました。
日本への普及が実現するように祈っております!
これからも面白いもの見つけたらみんなに教えてあげてください。今回の展示でブースに立ち寄っていただいた方のほぼ95%の方はプラスチックのベアリングの存在すらご存じなかった気がします。
展示会はいろいろあって楽しいですね。