哀れスペーシア、マガジンXからほぼ無視される!

いつも新車情報に飢えているわたしは、ベストカーとマガジンXをいつも愛読しています。で、マガジンXの最新号を読んだのですが、新発表されたスズキ・スペーシアの話題が全く載っていないように見えたんです。

こんなちょっとだけ・・・

「スペーシア」の文字は目次にも載ってないし、本文をざっと読んでも全然見つけられませんでした。仕方ないなあと思って最初から順番に読んでいくと、ちょこっとだけ載っているぺーじがありました。それがこれ。

え、MRワゴンの記事じゃんって思うでしょ。でも、この最初の部分にちょこっとだけスペーシアの文字があったんです。

本誌発売と同じ本日(2月26日)、スズキの大空間Kワゴン「スペーシア」がデビューする。説明するまでもなく、同車はパレットのフルモデルチェンジ版で「タントに負けっぱなし」というイメージを一新するためにネーミングも刷新。燃費向上に貢献する数々のスズキ・グリーンテクノロジーも搭載されている。
思い起こせば、スズキが新世代エンジンR06A型を初めて用いたのは現行MRワゴンだった。・・・

という感じで記事は続くのですが、この後はMRワゴンについての記述ばかり。スペーシアについて書いてあるのはこの一部分だけです。あのA4サイズのでかい紙面が120ページほどある中で、スペーシアについての記述はここだけ。マガジンXは新車情報をスクープするのがオハコの雑誌なので、普通だったら飛びつくハズだと思うんですけどねー。マガジンXとしては、スペーシアにはあんまり紙面を割く価値がないと思ったのでしょうか。

ただ、私もなんとなくその感じはわかります。スペーシアvsタントvsNBOX徹底比較!の記事で書きましたが、スペーシアは、発表直後である現在の同系車種と比べて明らかに勝っている感じではありません。思い返してみると、去年9月の新型ワゴンRも、12月の新型MOVEも、発表された時点では「圧倒的勝利感」がありました。もちろんすぐにライバル車がモデルチェンジして上を行かれるわけですが、出た瞬間としては同系他車に対して「同じ金額だったらこっちを選ぶよね」っていう、機能・性能面での優位性が明らかだった。でも、スペーシアにはそれが無いように思います。私の感覚を端的に言えば、スペーシアは燃費では間違いなくナンバーワンだけど、安全装備が貧弱なのでプラマイゼロって感じです。

スペーシア、悪い車ではないと思うけど、発表直後の現時点で圧倒的勝利感がないということは、先行きは結構厳しそうだなあ・・・というのが私の意見です。いかがでしょ。

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