NBOX+車いす仕様車を実際に見てきたぞ!その1 車いす視点

NBOX+車いす仕様車を実際に見てきました!

8月30日に発表された直後にも記事を書きました。
NBOX+の車椅子仕様車が来たあぁぁぁっ!!

記事を書いていくにつれてそのメカメカしさに興味を惹かれ、ちょうどやってたホンダの福祉車両展に行ってきたわけです。

で、実物はこんな感じです!外観は通常のNBOX+とおんなじ。

脇には「車いすのままで乗り降りできます。」の文字。サクっと書いてありますけど重要な点です。

で、後ろから見たところ。後部から出ているスロープに沿って、車いすと座っている人をベルトで電動引き上げします。

ベルトは前席下部から出ています。

ベルトの口はこんな感じ。

引き上げの動力部分は前席下部にあるわけですが、じゃあ通常のNBOX+の前席下部はどうなっているかというと、ただの空間になっています。その写真を載せておきましょう。ちょっと暗くてわかりづらいですが、ともかくなにもありません。

話を車いす仕様車に戻しましょう。車いすの引き上げには、ベルトの先端にあるフックをこんな感じに車いすに引っ掛けます。

で、いよいよ引き上げ。体重90kgのデブな私が車いすに乗り、引き上げてもらってみました。動画をどうぞ。まあ引き上げられるだけなので見ても面白くないですが、引き上げが簡単であることは一目瞭然でわかってもらえると思います。

なお、介助者は引き上げ時も車いすのハンドルを持っている必要がありますが、力を入れて押すためではなく、万一、方向がズレた場合に落ちないようにするためだそうです。この時は介助者役をショールームの綺麗なお姉さんにやってもらったわけですが、当然ながらただ手を添えてるだけでした。

引きあがった後、シートベルトをします。これは車いすに乗った人がシートベルトをした状態。

このシートベルトは、2本で1組です。これは車いすの左側の写真。1本のシートベルトがでていて、もう一本、別のベルトが留まっています。

こちらは進行方向右側の写真。ここからもシートベルトが出ています。

もう一本は、右後方にあるここに留めます。

あと、乗車した状態の車いすは、この斜め床にあるフックで固定します。

ついでに、車いすに座ったまま横を見るとこの収納があります。これは嬉しい配慮。車いすに乗った人の視点で考え抜いてるな、という印象です。

下りるときの引き上げ時の動画も載せておきましょう。まあ例によって面白くはない動画ですが、簡単なことはわかってもらえると思います。

私は車いすそのものが初体験だったわけですが、そんな私でもすぐにやり方が理解できました。思った以上に簡単な作業です。これだけ便利で、福祉車両としては値段も激安。さらに本来のNBOX+の豊富な機能もそのまま使えるってんですから、これは爆売れ間違いなしでしょうねー。

このNBOX+車いす仕様車については、他にも写真を撮ったりいろいろしてきたので、別記事でもうちょっと書きます!

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