なんなんだ、このN-BOXの強さは！

N-ONEの没落 2015年度上期軽自動車売上台数ランキングで判明って記事を書きました。このランキングの1位は、N-BOXでございました。

見事に1位です。

N-BOX。なんでこんなに強いんだ。まったくわからない。

N-BOXは、2012年度通年で1位、2013年度通年で1位、2014年度通年で2位でした。強い。

しかし、最もわかりやすい燃費で言うと、N-BOXは軽スーパーハイトワゴン燃費ランキングで見ると7位。下から数えた方が早いです。自動車メーカー各社、とてつもない燃費競争を繰り広げているというのに、N-BOXはそれに取り残されている。取り残されているのに、売れている。なんなんだこれは。

N-BOXは発売時、その外観が話題になりました。「なんだこりゃ、こんなの売れねえよ」とさんざん言われていたものです。それが、フタを開けてみたらガンガン売れた。売れまくった。

そんで、その他に何か突き抜けた機能を持っているわけではありません。しいて言えば、サイドエアバックやサイドカーテンエアバッグなどはN-BOXならではとは言えるかも。でも、N-BOXはJNCAPの試験では157.7点で、特段、安全性が高いとも言えません。

それでも売れている。もちろん、何か極端に性能や機能が劣っているわけではないとは思います。だから、それなりに売れるだろうなとは思う。でも、1位を守ることができている理由は、ちょっと私にはわかりません。

一つ挙げるとすれば、ホンダのネームバリューでしょうか。やっぱりホンダと言われると安心感を感じる人は結構いそうです。それと、特徴的な外観。これも他にはないデザインですね。

他車に劣っていない程度の機能と性能を備えた上で、ホンダの名前と特徴的な外観を作り上げて1位を死守しているという感じでしょうか。まあ、結果、売れてるんだから文句のつけようがないです。正直、私はあんまり興味を惹かれないけどね。

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