軽スーパーハイトワゴン トルクランキング(2015年10月)
軽セダン トルクランキング(2015年10月)、軽ハイトワゴン トルクランキング(2015年10月)と書いてきましたので、もう一つ。今回は軽スーパーハイトワゴンのトルクランキングを作ってみました。
トルクってのは簡単に言うと加速力。どれくらい一気に加速できるかです。各メーカーがしっかりと統一基準で数字を公表しています。
それらを元に作ってみた表がこちら。
順位 | 車名 | メーカー | トルク(N・m) | 車重(kg) | 車重1kgあたりのトルク |
---|---|---|---|---|---|
1 | スペーシア ターボ | スズキ |
95(ガソリンエンジン) +40(モーター) =135 |
870 | 0.155 |
2 | スペーシア | スズキ |
63(ガソリンエンジン) +40(モーター) =103 |
840 | 0.123 |
3 | N-BOX ターボ | ホンダ | 104 | 960 | 0.108 |
4 | タント ターボ | ダイハツ | 92 | 940 | 0.098 |
5 | ウェイク ターボ | ダイハツ | 92 | 1010 | 0.091 |
6 | デイズルークス ターボ | 日産 | 98 | 1180 | 0.083 |
7 | N-BOX | ホンダ | 65 | 950 | 0.068 |
8 | タント | ダイハツ | 60 | 920 | 0.065 |
9 | ウェイク | ダイハツ | 60 | 990 | 0.061 |
10 | デイズルークス | 日産 | 59 | 1140 | 0.052 |
軽ハイトワゴンの時もそうでしたが、やはりここでもS-エネチャージ搭載車が強い。モーターってのはトルクのカタマリですからね。電気のモーターは、出力エネルギーは小さくても、トルクは出やすいんですよね。つまり、最高速度を維持するのは今の電気モーターだと難しいけど、加速にはモーターが向いてるんですよ。
1位はスペーシアターボ。スペーシアは、石原軍団のCMで「エネチャージ合流!」とか言ってやってましたよね。「エネチャージ+ターボで余裕の加速」ってテレビの画面に出てたのを思い出します。2つの機構のトルクのピークがキッチリ合うのかはよくわかんないけど、まあともかくガソリンエンジンにモーターの加速がプラスされるのは強いっす。
そんで、2位はノーマルのスペーシア。3位以下には各車種のターボ仕様車が並んでますが、2位のスペーシアはノンターボ。ノンターボでも、S-エネチャージのトルクでターボのトルクには勝てちゃうんですね。素晴らしい。
なお、1位のスペーシアターボの車重1kgあたりのトルクは0.155N・m/kgですが、これは走りの良さが売りのアルトターボRSの0.146N・m/kgを上回ってます。え、そうなの。あのでかい図体なのに、機敏なイメージのアルトターボRSよりも加速いいんだ。それはちょっと驚き。
そんなわけで、軽スーパーハイトワゴントルクランキングでした!なお、その辺の細かいスペックがよくわからんけどこだわりたい!って方は、ガリバーにクルマ選びを依頼すると良いですよ。欲しい車のイメージを伝えておけば、よさげなクルマを選んで提案してきてくれます。気になる方はどうぞ!