ホンダが「N-VAN」を2017年5月にリリース?
ホンダが新型車「N-VAN」を2017年5月にリリースするようです!2017年5月。今は2015年5月ですから、2年後の話っすよ。なんでまたそんな先の話がもう出てきたんだろう(笑)。
そもそもN-VANって?
ニューモデルマガジンX 2015年 06 月号 [雑誌] | ||||
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そもそも、このN-VANってのはバモス/アクティの後継車。軽ワンボックス車です。軽ワンボックスでは、ダイハツ・アトレー/ハイゼットカーゴ、スズキ・エブリィがありますが、ホンダにおいてその一角を今担っているのがバモス/アクティ。この、バモス/アクティの後継車種として「N」の名を冠した「N-VAN」がデビュー予定だというのです。ホンダの「N」の名は、ここ3年ほどで立て続けに出てきた軽自動車であるN-BOX・N-ONE・N-WGNを見ればわかる通り、ホンダの軽自動車分野での大躍進を支える立役者の名前です。そのNの名を軽ワンボックスにも冠するということは、ホンダは軽ワンボックスでも「本気でやる」ということを示したということになるでしょう。
年間1万台から6万台にジャンプアップ
そして驚きなのがその生産計画。これもマガジンXの情報ですが、現行では年間生産台数が約1万台なのを、2017年は6万台にジャンプアップさせる計画になっているようです。6倍ですよ。6倍。ちょっと信じられない。だって、軽ワンボックスってそんなに爆発的に売れる車種じゃないんですよ。
そもそも軽ワンボックスってのは、どの会社も生産台数の7割か8割くらいは商用車としての軽ワンボックスで、乗用としての需要はかなり少ないんです。逆に言えば商用車としての底堅い需要があるとも言えるけど、商用としての需要が主だってことは、どんなにいいクルマを作ったとしてもいきなり爆発的に売れるって展開はちょっと考えられないわけです。
でも、その軽ワンボックスで6倍。うーん、これ大丈夫なんだろうか。ホンダはN-BOXの時もN-ONEの時も予想のつかないような大ヒットを飛ばしたから、もしかしたら何か策があるのかもしれない。でも、でも、軽ワンボックスですよ。6倍になるかっつったらどこをどうやったってならないと思う。
ホンダ、何やるんだろ。ちょっと心配のほうが先に立っちゃいますが、注目したいと思います!