ダイハツの2014年度上期は不調、決算予想を下方修正!
ダイハツの2014年度上期の決算は不調だったようです。IR情報が出ていました。
下方修正!
表紙はこちら。いきなりのハイゼットトラック。表紙がハイゼットトラックですか。確かにハイゼットトラックは多彩なカラーリングがウケて絶好調です。しかし表紙に商用車っつーのはちょいと寂しい気もします。ダイハツの苦しみがこの表紙にも現れている気がします。
フツーに考えれば売れに売れてるタントなんかを表紙にすりゃいいんじゃないのかと思いましたが、どちらかというとタントは過去に作ったヒット商品。もちろん今も売れてますけど、今季の成果ではない感じがしますね。そーいう意味でハイゼットトラックが表紙になったのかも。
そんで2014年上期のダイハツの成績はこちら。左側の柱が2013年度上期、右端の柱が2014年度上期の利益を表し、真ん中の柱のカタマリが数値の変動要因を表しています。
原価削減がうまくいって30億円の利益向上要因になりましたが、逆に売上が121億円減っちゃってます。その他もろもろ色々減って、営業利益は702億円から371億円になっちゃいました。まー消費税増税の影響が大きいでしょうが、とはいえ利益半分っつーのはなかなかお寒い結果。
これに伴い、通期予想も当期純利益820億円から670億円へ、約20%の減額となりました。しかしこれもちょいと危うい感じがする予想ですね。だって上期の利益は半分だったわけですから。下期は立て直すってことなんでしょうが、どーなりますかね。
まあたしかに、立て直しに向けての良い材料はあります。まずはウェイクのリリース。完全な新型車ということで、スズキ・ハスラーが大ヒットしたようにこのウェイクも売れればダイハツにとっては大きな新規市場になります。
そして、新型ムーヴのリリース。今年12月にリリースされると見込まれています。ムーヴはスズキ・ワゴンRに燃費で負けていますから、新型ムーヴがワゴンRを上回る燃費でリリースされれば大きな好材料です。
ダイハツは苦戦してますが、ファンとしてはなんとか頑張ってほしいです!