軽セダンの乗り心地をタイヤ空気圧で決めつけてみる

「乗り心地」って、人の主観によるところが大きいですよね。だからこそどの車がいいかってのはかなり悩むもの。商用車のペラッペラなシートなら「乗り心地」は明らかに違うけど、それなりのシートがついてる乗用車だと、素人にはよくわからない。なので、比べられるところで比べてみようと思いました。

タイヤ空気圧なら!

そこで注目してみたのがタイヤ空気圧。軽自動車のタイヤの空気圧は、ここ数年でグングン上がっています。これは燃費を向上させるためだと言われています。タイヤ空気圧を上げれば燃費は向上するけど、当然、ホイールは硬くなって乗り心地も硬く、悪くなります。

もちろん自動車メーカーの心の内はわかりません。が、全体的な傾向として、カタログ燃費を稼ぐために乗り心地を犠牲にしてるというのは一般的によく言われていることです。

というわけで、タイヤ空気圧で乗り心地を決めつけてみようと思いました!今回は軽セダン編。

アルト:280kPa ミライース:260kPa

一般的に、自動車のタイヤ空気圧は「kPa(キロパスカル)」で表します。パスカルってのは空気圧の単位です。で、アルトとミライースの空気圧はこちら。

  アルト ミライース
空気圧 280kPa 260kPa
燃費 37.0km/L 35.2km/L

アルトが280kPa、ミライースは260kPaです。数字が大きいほど空気圧は高いことになりますから、これだけを見れば、ミライースの方が乗り心地は良さそうってことになります。

もちろん、乗り心地はいろんな様々な部品の設定の結果になるものであって、簡単には判断できませんけどね。ひとつの指標ということでお考え頂ければ!