DECADECAには全く新しさを感じなかった
今更ながら東京モーターショーの話題。ダイハツのコンセプトモデルにDECADECAってのがありましたが、私にはこのクルマの意図がよくわかりませんでした。
タントと同じようなもんじゃん
・・・まあね、別に悪くはないんですよ。こう見てみればカッコ良いと思うし、たぶん便利に使えるとは思います。ただ思うのは、タントと何が違うのよってこと。このDECADECAは軽スーパーハイトワゴンなので、ダイハツから発売されているタントと同じカテゴリーです。
コンセプトモデルとして出してるからには、今出ているタントと比べて何かすんごい違いがあるんじゃないかと思うじゃないですか。でも、たいした違いはないんですよ。挙げるとすれば、ドアが観音開きになることと、
まあ、それも別に悪いとは言いませんよ。でも、観音開きにするのなんてちょっとヒンジをつける位置を変えれば済むんだろうし、サンルーフなんてありふれた装備ですよね。
目立った特徴はそれだけ。会場では色々と説明らしきものをしていましたが、具体性のないコトバだけがむなしく響いておりました。
もうね、ほんとにガッカリですよ。なんでコンセプトモデルなのに何の挑戦もしてないクルマを出してくるのかと。しかも、今年のダイハツはコンセプトモデルとしては他にも凸デッキとKOPENがあったんだから、このDECADECAを出す必要はなかったと思うんだよね。
なんと「ネイキッド後継車」として発売!?
ついでに書くと、このDECADECA、なんと発売される予想だそうです。12月26日発売のマガジンXに載ってました。予想発表時期は2014年10月。
ほんとかよ。まあダメとは言わないけど、どうやってタントと差別化するんだろうね。タントは女性向け、DECADECAは男性向けってイメージにするんだろうか。
マガジンXによると、なんでも「ネイキッド後継車」とするそうです。ネイキッドっつったらこのクルマです。今もたまに見かけますね。
引用元:Daihatsu Naked.jpg - Wikipedia
DECADECAは「道具感」を前面に出したクルマにするそうですが、うーん、どうだろう。外形寸法はどうやってもタントとほぼ同じになるはずなので、内装で勝負するしかないよね。でも、その辺の説明は今回の東京モーターショーでは無かったからなあ。
まあ、待つしかないか
ネイキッド後継と聞いてほんの少し「おっ」と思いましたが、やはり今更感が拭えません。ホンダのNBOXもあることだしね。ヒットはないだろうなというのが私の感想です。
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