スズキ・エブリィ 特別仕様車「東京得太郎」が地味に気になる

こないだスペーシアカスタムに試乗してきた時に、ちょっと気になるチラシを見つけました。東京限定の「エブリィPA東京得太郎」というモデル。

もうちょっとアピールしようよ

軽ワンボックスが気になっちゃう人は多いと思うんですよね。私もその一人。エブリィは商用車ですが、そんなことはお構いなしに目が奪われてしまいます。

スズキの商用軽ワンボックスであるエブリィは、安いほうからPA・PC・JOINという3つのグレードがあります。で、この東京得太郎はPAに色々とオプションを追加したモデル。
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内容は、PAに

  • パワーウインドー(フロント)
  • スモークガラス(リヤドア・クォーター・バックドア)
  • キーレスエントリー

を追加してPCと同等装備にして、さらに

  • CDプレーヤー(AM/FMラジオ付)
  • フロント2スピーカー
  • セキュリティアラーム
  • フロアマット(ラバー)
  • ドアバイザー

を追加。で、お値段がワンプライスの93.45万円、と。ちなみに、PAは3ATで97.125万円、PCは3ATで105.525万円です。こう書くとかなり安そうですね。

ただ、気をつけなきゃいけないのはこれが「ワンプライス」だということ。つまりはおそらく値引きしないってことですよね。たぶん、PAとかPCでも、商談に入れば普通に値引き交渉はあるはずだと思うんですよ。その交渉は売り手も買い手も面倒なだけでしょって感じで最初っから値引き後の金額を書いているんだと思います。

で、これが買いかっつーと・・・、まあ商用車らしく商売に使うんだったら大いにアリでしょうね。素直に安いです。ちなみに、当サイト内でもエブリィの中古車価格情報を載せてますので一度見てみて下さい。載ってるのは中古車の価格情報ですが、ほぼ新車みたいな中古車も結構載ってますので比較対象になると思います。

でも私は商売をやってるわけじゃなくて、こいつを乗用で使いたいです。乗用となると・・・、おそらくちょっと厳しい。まず思い浮かぶのはシートのペラさ加減です。商用車はとにかくシートがペラい。ちゃちい。長距離は絶対乗れない感じです。商用車のエブリィの場合、最上級グレードのJOINでないと乗用車のシートとの差がありすぎて苦しいと思います。

このシートの問題だけじゃなくて、商用車には、乗用車しか乗ったことのない人には気づくのが難しい落とし穴があります。例えば、パワーウインドウ。乗用車ならついてて当たり前の装備ですが、商用車の廉価グレードの場合、多くはついていません。このエブリィも、最廉価モデルのPAにはパワーウインドウはついていません。東京得太郎の場合はパワーウインドウがつくのですが、それもフロントのみ。リアは手動ハンドル式なんですねー。なんだか自分が子供の頃を思い出します。もはや遠い思い出です(笑)。

そんなわけで、私としてはすごーーーーくそそられるエブリィ東京得太郎ですが、やっぱり商用車は敷居が高いよねって感じでした。

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