電気自動車と燃料電池車の違い

もう10年以上前になるかな?ハイブリッド車であるプリウスが発売されて以来、現在はハイブリッド車全盛時代と言っても良いでしょう。このブログのテーマである軽自動車の世界でも、「プチハイブリッド」とでも言えそうなene-charge(エネチャージ)という技術がスズキで開発・実用化されています。

「ハイブリッドの次」といわれているのが電気自動車。日産のリーフなんかがそうですね。しかしリーフは苦戦しているようです。充電できる施設が少ないことがネックだとかなんとか言われています。

普及してない・・・

果たして電気自動車は普及するのか。上記の日産リーフは2010年12月の発売から2013年6月までの31ヶ月で7万台しか売れていません。月平均にすると約2200台ですね。あれだけCM打ってこれでは、とても「普及している」とは言えないでしょう。

日本の場合、住宅事情も大きなネックですね。マンション住まいの場合は駐車場まで電源コードを引いてこれるかというとかなり微妙です。可能なところは少ないと思います。
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燃料電池車こそが「次」では?

その意味では、燃料電池車こそが「次」だと言えるのではないでしょうか。燃料電池車の場合、車に入れるのは「電気」ではなく「燃料」なので、既存のガソリンスタンドで対応が可能です。また、電気自動車の場合は満充電に1時間程度はかかりますが、燃料を入れるだけならガソリン車にガソリンを入れるのと手間は同じです。その他の点もまとめて簡単に表にしてみました。

電気自動車 燃料電池車
自宅でエネルギー供給できる? △戸建てなら自宅でできる ×できない
エネルギー供給に時間がかかる? ×満充電まで1時間程度 ○現状のガソリン車と同程度
航続距離 ×短い ○現状のガソリン車と同程度(たぶん)
安全性 ○確立されている △水素を使う場合は危険。研究中?

重要なのは、電気自動車の技術はもう伸びしろがないということです。電気自動車って要するに充電した電池とモーターで動くわけです。電池もモーターも、かなり昔からある技術。だから研究され尽くされています。その、長年の技術を積み重ねられた現在でも電気自動車は普及していないというところを見ると、かなり普及の望みは薄いと感じます。

燃料電池車の場合はダイハツのFC凸DECKのように、まだまだ研究の余地が残されています。FC凸DECKの場合は車内では水素を扱わずに済む技術になっていますね。このように、技術改善の余地が残されているんです。

そんなわけで、個人的には燃料電池車を応援したいです。普及すると良いなあ。

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