自動車部品に植物!びっくり!!

東京モーターショーでトヨタ紡織さんのドアトリムを見てきました!

自動車部品に植物を使うって・・・?

ドアトリムっつってもわからない人もいますよね。ドアの部分の内装のことです。鉄むき出しじゃ困るから、プラスチックや布などを使って触感や見た目の美しさを形作っている部品です。

そのドアトリムに、トヨタ紡織さんでは植物を材料に使うっつーんです。どんなんだろうって気になるじゃないですか。なので、見てきました。

トヨタ紡織さんのブース。
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基材に天然素材を使用し、環境への配慮と軽量化に貢献。また表皮に本革を用いるなど、高級感を演出。

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天然素材ってどんなのよって思いつつ見てみたら、一目瞭然でした。これ。綺麗に仕上げたドアトリムの脇に、茶色い、天然素材むき出しの部材が設置してあります。
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う~ん、茶色い。枯葉の色。
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更にアップ。これ、草を使ってますね。ブースでは具体的にどんな「天然素材」なのかは説明されていなかったのですが、トヨタ紡織さんの技術開発のページを見る限り、これはケナフって草のようですね。繊維を取るための草として注目されている植物のようです。
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この植物由来のドアトリムは、軽量化にも貢献しているそうです。従来製品と同等の耐久性を保ちつつ、軽くできたのだとか。

草を自動車部品に使うという衝撃

それにしても、自動車部品に草ですよ、草。趣味性の高い車では木材が使用された例はいくつか見たことがありますが、草ってのは私は初めて見ました。それもキワモノ的な扱いじゃなくて、きちんと軽量化できてるってのが偉い。

ウチのMOVEのドアトリムは平凡なプラスチックなんだろうなあ。普段クルマに乗ってる時には気にもかけない部分だけど、こういうところにも技術開発に頑張っている方々の成果が出ているのを感じられると嬉しくなりますね。

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