PNDとは何のことか
クルマ用品でPNDって言葉があります。今更感もあるんですが、ちょっと説明してみましょう。
Portable Navigation Device
私がこないだ買ったGORILLA CN-GP530DもPNDの仲間。便利に不満なく使っております。PNDってのは「Portable Navigation Device」の略で、要するに「持ち運びできるナビ」ってことですね。たまに「簡易ナビ」みたいな表現を見ることもあります。つまりは安いナビ。
「普通のナビ」との違い
じゃあ、PNDと「普通のナビ」ってどう違うのよっていうのをまとめてみると下記の表のようになります。なお、PNDってのは割とぼんやりした言葉で、明確な定義があるわけではないです。なので下記表は私の感覚で書いてます。
PND | 普通のナビ | |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
位置の測位 | GPSのみ | GPS+クルマから収集 |
AV機能 | 貧弱 | 充実 |
持ち運び | 可能 | 不可能 |
まず、PNDは安い。もちろんお店によりますが、大雑把な括りで言えば明らかに安いです。その代わり、測位をGPSのみでやってます。機能を削いでいる分安いとも言えますね。また、一般的にはPNDのAV機能は貧弱です。単純にマイクロSDからmp3データを読んで再生するとか、その程度。「普通のナビ」はフルセグチューナーとかがついてることも多いです。なお、私がこないだ買ったGORILLA CN-GP530Dはワンセグチューナーのみ付いてます。
ただ、PNDの利点は持ち運びが可能なこと。単純に取り外し可能ということではなく、持ち歩きながらナビしてもらえるものが多いです。クルマとしてのナビだけではなく、徒歩に関してもナビしてもらえるわけですね。これはPNDならでは。まあ、スマホさえ持ってればGoogleMapとかで済ませられるから要らないっちゃ要らないけど、ガラケー派な方も多いと思うので利点ではあると思います。
ナビ機能に大差はない
なお、ナビ機能に関してはPNDも普通のナビも大差はないです。PNDだと入ってる情報が少ないとか、そういうことはあまりないようです。昔だったらCDナビとDVDナビで情報差がかなりあったりしましたが、メモリーが安くなった現代では地図情報を少なくして(劣化させて)搭載する必要はほぼなくなったようです。いい時代になりましたねー。