スペーシアの「女性に嬉しい」をタント・NBOXと徹底比較!
スズキのスペーシアは「女性に嬉しいクルマ」というコンセプトで作り上げられたクルマだそうです。キャッチフレーズの「女性の願いをかなえると、この軽になる。」ってのも、ド直球に女性に訴求してますよね。では、その「女性に嬉しい」っぷりをタントとNBOXと比較したらどうなるのか?と思いました。
目次
「女性に嬉しい」の特集ページまである!
「女性に嬉しい」を説明する特集ページがありました。覗いてみましょう。
新型スペーシア スペシャルサイト | 女性の願いをかなえると、この軽になる。
ドアの引っかき傷防止!
まず、ワンアクションパワースライドドア。ボタン一発で後席ドアが開く優れものです。普通のパワースライドドアでは、ハンドルを軽く引く必要がありますよね。それだと開けるのは簡単ですけど、ドアハンドル周りのキズはどうしても付いてしまいます。それが、ボタンを押すだけで開けられるのでキズがつかないってわけですね。これは軽初の装備だそうです。当然、タントとNBOXにはない装備。
新型スペーシア スペシャルサイト | 女性の願いをかなえると、この軽になる。
乗り降りラクラク、スカートでも問題なし!
席の地上高が低く乗り降りがラクで、スカートでも問題なし!とのこと。おっさんである私は全く知りませんでしたが、座面の高さによってはスカートだと気になるんですね。これも女性ならではの悩み。スペーシアは、後席の座面高さは710mmだそうです。NBOXは750mm、タントは735mmなので、やはりスペーシアの勝ちですね。
前席もあわせて表にするとこんな感じです。前席は・・・、タントより高いですね。負けてます。
スペーシア | NBOX | タント | |
---|---|---|---|
前席座面高さ | 670mm | 730mm | 660mm |
後席座面高さ | 710mm | 750mm | 735mm |
両側スライドドア!
後席は両側スライドドアなので、駐車場とかで後席に乗っている子供が降りる時に隣のクルマにドアをガン!とぶつける心配が無い、とのこと。確かにこれは安心。NBOXは同じく両側スライドドアなので同様に安心ですね。ただ、ドアの振り出し幅がスペーシアの方が小さいようです。タントは片側は普通のヒンジドアなので、ガン!とやる可能性はありますね。
後席をスライドできる!
「後席をスライドできるから、お子さまや荷物はいつもそばに。」との記述。でも、後席スライドってそんなに珍しい装備じゃないですよね。NBOXは後席がスライドしないので、そことの差別化を意識したんですね。NBOXには勝ってますが、平凡です。なお、スペーシアのスライド幅は170mm。タントは260mmのスライドができるので、タントの勝ちです。なぜこれを特設ページでアピールしようとしたのか。やや疑問です。
スペーシア | NBOX | タント | |
---|---|---|---|
後席スライド幅 | 170mm | スライドできない | 260mm |
収納が充実してるからメイク道具も入れられる!
収納充実だからメイク道具収納に困らない。確かにそうですが、ポケット等の収納はNBOX・タントとあんまり変わんないんじゃないかなあと思います。ここは人によって評価が変わると思うので、引き分けで。
助手席シートアンダーボックスがある!
バケット型の助手席シートアンダーボックスがあるから、車体の揺れで荷物が転がることなく安定する!とのこと。まあ、確かにそうですよね。たいした事ない特徴のようにも思えますけど、地味に便利かもしれません。ここはスペーシアのオンリーワンなところかも。
と、そんな感じでした。書いてみて思ったのは、やはりスペーシアにはNBOXとタントと比べて「ダントツ感」が無いということ。もちろん魅力的なクルマであることは間違いないですが、実力が拮抗している感じがしました。販売が開始されて、これから売れ行きがどうなっていくか楽しみです。
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