スズキ・デュアルカメラブレーキサポートvsダイハツ・スマートアシストII比較表作ったよー!

昨日の5月19日、スズキが新型の自動ブレーキであるデュアルカメラブレーキサポート搭載のスペーシアを発表しました。それに対して、ダイハツもつい最近、新型の自動ブレーキであるスマートアシストIIを4月28日に発表しています。同時期に発表されたとなれば比較せずにはいられません。表を作ってみました!!

目次

デュアルカメラブレーキサポート圧勝!

まあ、前の記事を書いた時に色々調べたので、表を作る前からデュアルカメラブレーキサポートの圧勝ってのはわかっているわけですが、一覧にするとわかりやすいからね。ついでに、前世代の自動ブレーキであるスズキ・レーダーブレーキサポートとダイハツ・初代スマートアシストも書き入れてみました。では、載せます!

スズキ ダイハツ スズキ ダイハツ
デュアル
カメラ
ブレーキ
サポート
スマート
アシスト
II
レーダー
ブレーキ
サポート
スマート
アシスト
自動ブレーキ作動域(対車) ~100km/h ~50km/h ~30km/h ~30km/h
自動ブレーキ作動域(対人) ~100km/h
衝突警報(対車)作動域 ~100km/h ~100km/h ~30km/h ~30km/h
衝突警報(対人)作動域 ~100km/h ~50km/h
雨天時
誤発進抑制機能(前進)
誤発進抑制機能(後退)
先行車発進通知
価格 75600円 75600円 51840円 64800円

はい、どっからどう見てもデュアルカメラブレーキサポートの圧勝です。

自動ブレーキ作動域(対車)

自動ブレーキ作動域(対車)が、デュアルカメラブレーキサポートでは100km/hまでであるのに対し、スマートアシストIIでは50km/hまで。全然違います。

自動ブレーキ作動域(対人)

そして更に大きな差が、自動ブレーキ作動域(対人)。これは、スマートアシストIIは公式には非対応であるのに対し、デュアルカメラブレーキサポートでは100km/hまで対応です。自動車事故で一番心配なのって、自分がケガをすることよりも、他人を轢いてしまうことだと思います。なので、個人的にはこの機能こそが欲しかった。スマートアシストではIIでも非対応だけど、デュアルカメラブレーキサポートではやってくれました。素晴らしい。

雨天時

あと、デュアルカメラブレーキサポートは雨にも強い。衝突回避は車内の2台のカメラの映像処理で判断しており、しっかりカメラ位置にワイパーが届くようになってるので雨でも障害物を検知できる。

価格は同じ

そして重要な事は、デュアルカメラブレーキサポートとスマートアシストIIはこれだけの性能差がありながら、価格は同じ75600円であること。これなら、誰でもデュアルカメラブレーキサポートを選びますよね。

現時点での軽なら、デュアルカメラブレーキサポート搭載のスペーシア以外に選択肢なし!!

そんなわけで、とにかく高性能なデュアルカメラブレーキサポート。今「軽自動車をどれか1つ選べ」と聞かれたら、私は迷いなく、このデュアルカメラブレーキサポート搭載のスペーシアを選びます。だって上記の通り、すごいんだもん。

ダイハツの広告に惑わされないで!

そんで、基本的にはダイハツ党の私としては非常に心苦しいんですけど、ダイハツは今、ちょっとズルいというか苦し紛れの広告を打ってます。これ。「衝突回避支援システムNo1」の広告。
sumaashi
画像引用元:スマートアシスト - もしもの事故を防ぐ先進技術を、みんなに。| スマアシ総合サイト【ダイハツ】
確かにスマートアシストは、軽自動車では衝突回避支援システムの売れた数としてはナンバーワンです。でも、上記の通り、スマートアシストIIはデュアルカメラブレーキサポートよりも圧倒的に劣っています。

考えるに、ダイハツ側としては、性能面では完全に負けてるから、「売れてますよ」ってことしかアピールできないんだと思うんだよね。もう性能では明らかに負けてるから、過去の販売数でしか勝負できないの。

まあ別にウソついてるわけじゃないからいいんだけど、これ、現場の営業さんたちは苦しいだろうなー。明らかに劣っているものを「これ、いいっすよー」って言って売らなきゃいけないんだからね。ちょっと同情しちゃう。

そういうわけで、私としては当面はデュアルカメラブレーキサポート搭載のスペーシアを圧倒的に推します!

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