N-BOXがマイナーチェンジだがヤル気なし!

わけわかんないけどとにかく売れてるN-BOX。このN-BOXがマイナーチェンジしたようです。

しかし、今回のマイナーチェンジはあんまりホンダはヤル気を出していないようです。ううむ。あんま変わってない。

ホンダのニュースリリースはこちら。
Honda | 「N-BOX(エヌボックス)/N-BOX +(エヌボックス プラス)」を一部改良し発売

まあ改良は改良なんですけど、主な変更点の筆頭に出てきてるのが「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」である時点でなんというかお察しって感じですね。ホンダはガラス屋さんにでもなったのか。しかもこれ、別に全グレード標準装備ってわけでもないんですよ。廉価帯のC・Gには付いてないの。どうなんだそれは。

たぶん、今回のマイナーチェンジでの目玉は、新しい廉価グレード「C」の設定でしょう。Cってなんの意味なんだろう。「Cheap」のCかな。まあいいんだけど。

このCは新車車両価格119.8万円。これまでの最廉価グレードは「G」の127万円だったんだよね。それと比べると7万円安くなってる。これは結構がんばった。

しかも、横滑り防止機能のVSAや、急ブレーキを後続車に知らせるエマージェンシーストップシグナル、ヒルスタートアシストなんかの安全装備は全グレード標準装備なので、Cにも付いてきます。この辺は嬉しいね。エマージェンシーストップシグナルに関しては、対抗馬のスズキ・スペーシアではオプション扱い。そんなに高い技術もいらない装備だろうから、スズキでも素直に標準装備してくれればいいのになあ。

そんなわけで、今回のホンダ・N-BOXのマイナーチェンジは、機能の発展はほとんどなく、既存装備の組み換えで値段を安くした、という内容でした。まあ買い手としては選択肢は増えるんで、それはそれでいいとは思うけどね。でも、ドカンと一発新機能が欲しかったなあ。

あ、あと、N-BOXは相変わらずバカ売れしてるので、たぶん値引きは渋いと思われます。もしN-BOXを考えているなら、さっき書いたスズキ・スペーシアの未使用中古車も相場を確認しておいたほうがいいかも。同じ軽スーパーハイトワゴンのクラスのクルマなので、比べてみたら「スペーシアの方がいいじゃん!」ってなるかもしれませんよ。ガリバーあたりに申し込んで相談してみましょう!