日産車でタカタのエアバッグが異常破裂、日本初の怪我人が。。。
タカタエアバッグ問題についていろいろ書いておりますが、ついに、日本でも負傷者が出てしまったそうです。
いろんなとこでニュースになってるけど、たとえば日経新聞。
タカタ製エアバッグが破裂し負傷 日産車、静岡で : 日本経済新聞
記事によれば、「車内にいた人の腕にエアバッグ部品の破片が刺さった」とのことで、なんとも痛そう。まあ、命が助かっただけよかったものの。。。
しかもこの異常破裂があった車両、リコール対象で、しっかりディーラーのチェックが入っていたそうです。チェックされたにもかかわらず、インフレーターの構造に異常がなかったので、交換されなかったのだそう。なんだそりゃ。全部交換してるわけじゃないのか。
それってどうなの?と思いますよね。私も思います。これだけ大きな問題になってるんだから、疑わしいものは全部交換しちゃうべきでしょ。
まあ、たぶんタカタ側としては、交換用の部品の生産が追いつかないとか、そういう調達面での難しさはあると思いますが。しかし、ねえ。せっかくチェックが入ったのに防止できなかったなんて。これじゃ、ディーラーでのチェックは意味なかったって結果になっちゃったわけで、全部イチからやり直しですよ。あまりにも不効率だし、何より、人命が危険にさらされてるわけです。どうにかならなかったのかって思っちゃう。
色々と難しいところはあるんでしょうけどね。しかし、こりゃもうタカタは復活は無理なんじゃないか。潰れるようにしか見えません。うーん。