「自分にまったく興味のない相手をデートに誘うコピー」グランプリは「新車の試乗!」

ツイッターをぼんやり眺めていたら、目を引くツイートを見つけました。株式会社宣伝会議が発行する、広告業界の雑誌「ブレーン」で「自分にまったく興味のない相手をデートに誘うコピー」の募集があったそうです。で、そのグランプリが「新車の試乗に行きたいんだけど。。そういえば運転得意だったよね?」というコピーだったとのこと。

上手いね!

受賞者さんらしき人がツイートしていました。あ、でもグランプリが2つあるからどっちの方かわかんないな。

これって女性から男性に言うコトバなんだと思うんですけど、いいですよね。おっさんの私が言うのもなんですが、この誘い方は100点。男の自尊心を満足させつつ、「運転技術を買われて誘われてる」という理由もつけてあげてる。その逃げ場を用意することで、男性もヘンに意識することなく試乗デートにOKできると。そういうわけですね。

実際、運転が得意かどうかはこの際関係ないですね(笑)。とりあえず免許持ってて普通に運転できれば、免許取りたての人よりは運転は上手いというか慣れてるだろうから汎用性も高いです。あ、でも若年層だと難しいかなあ。大学生くらいだとさすがに自分のクルマを持ってる人は少ないですね。このコピーは20代後半から30代くらいの男性を誘うコトバかな。

逆もあり!

あと、これって逆もありですよね。男性が女性に、「運転得意だったよね?」って言うの。私は言いたいです(笑)。日曜に行った新型コペンFIRST TEST DRIVEには女性も1~2割ほどいたんですけど、そんなコペン乗りの女性に「運転得意だったよね?教えて?」って言ってみたい。運転が得意なコペンを愛する女性と一緒にドライブ。

ちなみに、旧型コペンは若い女性に意外と刺さってるんだそうです。FIRST TEST DRIVEのミーティングの時にモータージャーナリストの竹岡圭さんが言ってました。「車が好きな私が好き」みたいな感覚があるらしいです。車業界は若い男性からは距離を置かれつつあるみたいですが、逆に女性のことはひきつけつつあるのかもしれません。

本当に有効かはしらんけど

あ、これが本当に誘えるセリフかどうかはわかりませんよ。あくまで広告業界の人がグランプリを選んだというだけであって、このセリフは美しいけど効果の程は未測定。もしかしたらこのグランプリを選定する人も私みたいなおっさんばっかりで、その人達はクルマの神通力みたいなのを信じてるけど、若い人たちの感覚が大きくズレてる可能性もあります。このセリフが通用するのならクルマ離れなんて起こってない気もするしね。

なにはともあれ、このセリフ、言われてみたいし自分でも言ってみたい。ドライブデートで幸せになるカップルが増えますように。

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