2012年も軽自動車販売トップはダイハツ！でも・・・

2012年12月19日 2012年12月16日

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2012年も押し迫ってまいりましたが、年末になると話題になるのが販売台数のランキング。今年も、軽自動車販売台数トップはダイハツになるようです。

販売台数トップはダイハツということで間違い無さそうですが、ダイハツの完全勝利かというとそうでもなさそうです。というのも、販売はダイハツがトップでも、生産台数はスズキがトップだから。

2012年1月から10月までの販売台数は、ダイハツが585,797台、スズキが504,300台で、ダイハツが8万台ほど上回っています。しかし、スズキはマツダと日産にOEM供給している車種の分の生産が15万台ほどあり、ダイハツのOEM供給車を加味してもスズキの生産台数がダイハツを上回ります。

スズキは1973年から2006年の実に33年間、軽自動車販売No1の座を守り続けてきました。ダイハツがNo1になったのは、ごく最近の事なんですね。ちょっと昔のスズキのCMを見ると、「軽No1のスズキです」って文字が毎回出ています。

一方、今年はホンダのN BOXとN-ONEが超絶大ヒット。NBOXは2012年度上半期だけで12万台近くを販売しています。今年のホンダの軽自動車シェアは1月から7月までで約17%。11月にN-ONEが発売されていますから、この数字より更に上がるハズです。

そうなると大雑把に言って、シェアの比率はダイハツが40%、スズキもだいたい同じで40%、ホンダが20%って感じになりますね。そして、来年には日産と三菱の合弁会社であるNMKVが参入してきます。来年は、軽自動車業界にとってはかなり波乱の年になりそうですね。

私は基本的にはダイハツファンなので新興勢力の台頭にはフクザツな気持ちになっちゃうところもありますが、まあ良いクルマを作ってくれるなら、それに越した事はありません。良いものだったらMOVEを捨てて乗り換えちゃう気もありまっせ。頑張って良いクルマを作って欲しいです！