新型コペンのガワは、もしかしたら帝人でCMをやってる樹脂素材なのだろうか

新型コペンはガワ(外装)が着せ替えできるらしい、という記事を書きました。その後、ボーっとテレビを見てたんですが、「あ、これってもしかして・・・」と思ったCMがありました。帝人のCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)です。

CMは「クルマジャーントパンダ」っていうパンダらしき生物がシンバルを叩くと、車の外装が成型される・・・という内容。簡単に好きな形に成型できるので、いろんな形の車が街を走っている、というCMでした。

で、思ったんですけど、これって新型コペンのガワのコンセプトそのまんまだと思うんですよ。前に書いた新型コペンの記事はこちら。「成型しやすい低コストの樹脂製ボディを採用することでガワ交換を可能にする」って書きましたけど、これって、この帝人のCFRPそのまんまなんじゃないかと。

このCFRPに関しては、帝人のサイトのニュースリリースにも出ていました。これによると、既にレクサスの内装には採用済だそうです。そして、まさにこれから車の外装用途としてのCFRPに注力すると書いてあります。
TEIJIN | ニュース | プレスリリース

「新型コペンはガワが交換できる」って聞いた時は「そんなのムリだろー!」と思いましたが、こうやって実際にそれっぽいプレスリリースが出てるということは、やろうとすればできるんでしょうね。こういうところで日本企業の高い技術が生きるというのも嬉しいです。

気になるのは衝突安全性ですね。樹脂製ボディなんてこれまで例がないと思うので、これから慎重にテストを重ねて行くんでしょう。どういう結果になるのか楽しみです。なお、それに関しても上記ニュースリリースには「耐衝撃性が高い」と書いてあります。

車そのものの情報ばっかり追ってきましたけど、裏ではこういう素材メーカーさんとかの力もあって車は出来上がっているんですよね。感謝感謝。

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