新型ワゴンRに搭載される「リチウムイオン電池」のコストはどれくらい？

また新型ワゴンR販促資料が流出！そこには28.8km/Lの文字が！の記事で、新型ワゴンRには「リチウムイオン電池」が搭載されるらしいことがわかりました。そこで少し気になったのが、そのコスト。

安くて高容量ならみんなさっさと導入しているはずなわけで、軽自動車ではまだどこも採用していないことを考えると、相当高価なものなんじゃ？と思ったんです。なので、ちょっと自分なりに調べてみました。

まず、今回採用される「リチウムイオン電池」は、従来のバッテリーの補助的な役割を担うようです。なので、たぶん現行のバッテリーと同じくらいの電気容量の「リチウムイオン電池」を積むんだと思います。

現行のワゴンRに搭載されているバッテリーは「40B19L」で、その容量は「5HR容量」で27Ahです。なので、リチウムイオン電池の容量も同じかちょっと少ないぐらいになるんじゃないのかな、というのが私の勝手な予想です。

で、20Ahの容量のリチウムイオン電池を探してみました。世の中に電池は色々ありますが、それなりに普及していて価格がこなれているものはないかな～、と思って探していたら、比較対象として良いのがありました。釣りの電動リールに使うためのリチウムイオン電池です。「DLG-FC20A」という型番のやつが、ちょうど20Ahの容量でした。その価格は、今見たところ、価格.comの最安値で61,236円。
価格.com - DLG-FC20Aの通販・ネットショッピング

う～ん・・・、どうでしょう。結構値が張りますね。激しくコストカット競争を繰り広げている軽自動車に、まったく新しくこの6万円のコストが積み上がるのは相当痛い気がします。もちろん、新型ワゴンRに載るのはこの電池じゃないですし、大量発注するんでしょうから上記の6万円よりは安く仕入れるんでしょうけど、それでもたぶん数万円にはなりますよね。

と考えると、やはりベストカーの情報である、「最廉価モデルには搭載されない低燃費技術がある」という話もうなずける気がします。特に、ワゴンRはMOVEと比べて数万円安い価格で勝負してますから、その価格を維持したい気持ちはあるでしょう。

このリチウムイオン電池が数千円で買える時代が早く来ればいいんですけどね。まだまだ時間がかかりそうです。

新型ワゴンRを買う前に今乗っている車の買い取り金額を知りたいという方は、私が以前書いたカーセンサーに愛車一括見積もりを申し込んだ感想とガリバーにウチのMOVEを査定してもらったぞ！の記事もどうぞ。今乗ってる車がいくらで売れるかわからないと予算が組めないですからね。早めの査定をオススメします。