D-base見てきた! in 東京モーターショー2015!
もはやちょっと前の話になっちゃいますが、東京モーターショー2015でダイハツのD-baseを見てきました!
D-base。軽セダンのカタチのコンセプトモデルです。ミライースとかと同じクラスのモデルですね。
いかにも小さいです。何しろ軽セダンクラスですからね。まさにミライースと同じくらいの大きさ。
水色の姿が割とカッコいいですが、このD-baseはダイハツの次期燃費スペシャル車を見据えたコンセプトモデルともっぱらの評判。これで「燃費40.0km/Lに到達する」って、たしかどっかの自動車雑誌が書いてた。まあそりゃそうでしょう。現状のミライースの燃費は35.2km/L。そんで、ライバルのスズキ・アルトの燃費は37.0km/L。結構な差をつけられて負けてます。
だから、ダイハツとしてはアルト超えを目指して開発するのは、まああたりまえ。そんで、その「意気込み」を示したのがこのD-baseなんだそうです。
このD-baseは、ダイハツのプレスリリースによれば「e:Sテクノロジーを進化した内燃機関の追求による次世代環境車」だそうです。次世代環境車ということは、当然、燃費向上を狙っているはずですよね。
しかし、実はこのD-baseは、燃費値が公表されていません。
燃費スペシャル車なのに燃費値が公表されていない。なんだそれは。よく見てみたら、車両重量すらも公表されていなかった。うーん。
すぐそばにいたダイハツの方に聞いてみたら、このD-baseは、ダイハツの「低燃費化への意気込み」を示すものだそうです。あくまで「意気込み」だそうで、既存の技術を主張するものではないらしい。ううむ、そうなのか。
自動車雑誌だと「軽自動車の燃費40.0km/L超えは可能で、あとはコストの問題」みたいな論調をよく目にするけど、コンセプトモデルですらそれを公表できないということは、ちょっとそんなに簡単な話じゃないのかなあ。技術的に可能なら、公表しても良さそうなもんですもんね。
でもまあ、これが出てきてくれたことで「まだ低燃費化の情熱は捨ててないんだね」っていうのは確認できたから、良かったといえば良かったのかな。そんなわけで、市販は遠そうだけど、のんびり待ちますかねー。