キャブオーバーってなんのこと?
クルマの種類の名前として、「キャブオーバー」っていう種類があります。主にバン、軽自動車で言えばアトレーとかエブリィワゴンとかバモスとかを指すんですが、なんでこんな名前になったんでしょう。
エンジンの上に運転席があるから!
キャブオーバー車は、直接的には「エンジンの上に運転席がある車」のことです。普通の車はエンジンはボンネットのとこにありますが、車内空間を広く取ろうとすると、どうしても運転席を前に出して、エンジンはの運転席の真下に配置させることになります。エンジンと運転席の位置関係がそうなっている車をキャブオーバー車と呼びます。
英語では正式(?)には「Cab over the Engine」と呼ぶそうです。「cab」は「cabin」の略で運転席を指すので、まさに「エンジンの上に運転席」という意味になります。以前、ハイゼットカーゴクルーズを見に行った時に、実際に運転席の座席をパカっと開けたらそこにエンジンが配置されてました。あれ、写真に取っておけばよかったなー。
今は「キャブオーバー」っつーと軽ワンボックスのイメージが強いんじゃないかなと思いますが、他にも軽トラとか、ハイエースみたいな普通車バンとか、あとバスなんかでもこのキャブオーバーの配置で作られている車は多いようです。
そんなわけで、今回は細かい言葉の意味のお勉強でした!