コペンの燃料タンクは樹脂製!燃費対策も気合入ってる!
こないだCOPENのプレスリリースについて紹介しましたが、そん時に書かなかった点でちょっと気になるとこがあったのでご紹介。燃料タンクの話です。
プラスチックって溶けなかったっけ?
なんと、コペンの燃料タンクが樹脂製になるとのこと。燃料タンクが樹脂製ですか。私は想像もしなかったです。樹脂って英語で言えばプラスチック。で、プラスチックはガソリンに溶けるって知識があったので。
実際、ペットボトルにガソリンを入れると溶けるんだよね。あ、確かガソリンスタンドでペットボトルにガソリンを給油すると違法です。私はキャンプするときに調理用火器の燃料としてガソリンを専用の金属製ボトルに入れてたんですけど、キャンプ場でうっかりペットボトルに移しちゃってね。しっかり穴があきました。
燃料タンクが樹脂製!
でも燃料タンクに採用されるっつーことは、プラスチックにも色々あるんでしょう。坂本工業って会社と開発したそうです。
ダイハツ、樹脂製燃料タンクを標準採用へ-坂本工業と共同開発:日刊工業新聞
また、ホンダの関連会社である八千代工業でも樹脂製の燃料タンクを作っています。
燃料タンク|製品情報 - Yachiyo 八千代工業株式会社
で、この樹脂製燃料タンクの利点は、やはり軽いこと。さっきの日刊工業新聞の記事によると、通常の燃料タンクは5kg程度であるのに対し、樹脂製燃料タンクは3kg程度に収まるそうです。これは素晴らしい。最近では軽量化が行くとこまで行ってて、部品一点につき1グラム軽くするとか、細か~~~いところで勝負していたはず。そこに一気に2kg軽くできるモノが出来上がったとなれば、ダイハツ社内としては大喜びでしょう。
他車種にも展開
ダイハツ・コペンのプレスリリースでは「コペンに樹脂製タンクを搭載する」という記述のみでしたが、上記の日刊工業新聞の記事ではコペンに限定しない書き方だったので、たぶんヨコ展開されるんでしょう。ダイハツはまた低燃費を実現するのか。すげーな。
そんなわけで、更なる低燃費化技術に感動したのでした!