北海道行きフェリー一覧

私は大学時代サイクリング部ってのに入ってまして、自転車で色々と走りまわっておりました。中でも北海道が好きで好きでたまらなかったです。大学1年の夏、3年の夏、修士2年の冬、と三回ほど行きました。あ、就職後に会社辞めて有給消化してる時にも行ったな。全部で四回でした。

で、北海道に行く時に旅情をかきたてられるのが船での北海道入り。北海道に行く手段は主に飛行機・電車・船とありますが、やはり気分的に盛り上がるのは船でしょう。船が港に入って岸に足を踏み入れる瞬間。「ああ、俺は北海道に来たのだ」という強烈な実感が湧き起こります。あれは本当に素晴らしい。

フェリーで北海道入りできる航路

そんなわけで、フェリーで北海道入りできる航路をまとめてみました。大きく分けて長距離航路と短距離航路があるので、まずは長距離航路から。

地図に書くとこんな感じです。

より大きな地図で 北海道行きフェリー 遠距離航路版 を表示

表にするとこんな感じ。

出発地 到着地 運営 出発時刻 到着時刻 備考
舞鶴港
(京都府)
小樽港 新日本海フェリー 夜中
00:05
当日
20:45
 
舞鶴港
(京都府)
苫小牧東港 新日本海フェリー 夜中
00:05
当日
20:30
 
敦賀港
(福井県)
小樽港 新日本海フェリー 夜中
01:00
当日
21:30
 
新潟港
(新潟県)
小樽港 新日本海フェリー 午前
10:30
翌日早朝
04:30
月曜日運休
敦賀港
(福井県)
苫小牧東港 新日本海フェリー 午前
10:00
翌日
17:20
新潟港・秋田港を経由する
敦賀港
(福井県)
苫小牧東港 新日本海フェリー 夜中
01:00
当日
20:30
新潟港・秋田港を経由しない(直通)
大洗港
(茨城県)
苫小牧港 商船三井フェリー 18:30 翌日
13:30
 
夜中
01:45
当日
19:45
 
仙台港
(宮城県)
苫小牧港 太平洋フェリー 19:40 翌日
11:00
 
名古屋港
(愛知県)
苫小牧港 太平洋フェリー 19:00 翌々日
11:00
仙台港を経由する

私は大学時代仙台に住んでいたので、仙台~苫小牧便に乗ったことがあります。でっっっかい船なので、あんまり揺れも無くて快適でした。ただ、やっぱりちょっと時間がかかるのは否めないですね。私が乗った仙台~苫小牧便は19時40分出発、翌朝11時到着ってことでまあまあちょうどいいんですけど、名古屋からだと19時発で到着は翌々日の11時。中一日がまるまる潰れちゃうのは痛いですね。

う~ん、こうやって見るとどの船もとにかく時間がかかりますね。夜中に出て一晩寝て起きたらもう着いてるって感じだと良いんですけど、仙台便以外はほとんどが丸一日潰れちゃう感じです。ちょっと使いにくいかな。

短距離航路

さて、次は短距離航路。こんな感じです。

より大きな地図で 北海道行きフェリー 短距離航路 を表示

表にするとこんな感じ。

出発地 到着地 運営 1日の便数
青森港
(青森県)
函館 津軽海峡フェリー
青函フェリー
16便(2社合計)
大間港
(青森県)
函館 津軽海峡フェリー 2~3便(季節により変動)
八戸港
(青森県)
苫小牧港 川崎近海汽船 4便

作ってみてあれ?って思ったんですけど、確か昔、室蘭からのフェリーもあったはずなんですが無くなっちゃってるみたいですね。今調べたら、wikipediaには「室蘭便は2008年に廃止された」と書かれていました。フェリーは受難の時代なんですかねー。原油価格もだいぶ高くなっちゃってますからね。

あと、これぞフェリーの旅!と思ったのが八戸~苫小牧便。これは1日4便なんですが、この中に八戸22:00出発・苫小牧翌日06:00着の便があるんです。これぞ!これぞフェリーの旅!!!!って感じです。

夜暗くなってから港で慣れない乗船手続きをして、ちゃんと手続きできてるんかな?と漠然とした不安を感じつつ、目の前まで来ている北海道に気持ちを馳せる。そしてフェリーに乗り込んで、小一時間ほど船の中を探検したあと就寝。次の日朝早く起きたら、朝もやの中に北海道の大地が見えてくる、と。これを超えるシチュエーションがあるだろうか。いや、ない!!!

まーそんなところで。愛車で北海道を走りたい方はフェリーでの移動が不可避。是非とも検討してみて下さい!

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