これから中古車屋に行こうと思ってる人へ!私が中古車購入で後悔した5つの失敗
今年2月にわたくし、クルマを買い替えました。ワゴンRの中古車です。割と満足してるんですが、「あれをやっとけば良かったな」って後悔したことがいくつかあるんですよ。なので、今回はそれについて書いておきたいと思います。クルマに対しての不満はほぼないのですが、「こうしたらもう少し安く買えたんじゃないか?」と感じる点がいくつか。
私はこのブログを4年ほど書き続けてます。月間訪問者数は10万人ほど。何も知らない普通の人よりは知識はあるつもりだけど、中古車業界で働いている人にはかないません。そんなわけで、今回のクルマ買い替えでも後悔した点はありました。
目次
バックモニターをタダで付けてくれと言わなかった
まずこれ。バックモニターをタダで付けてくれと言わなかった。バックモニターって、ギアをバックに入れた時に、自動で後ろをナビ画面に映してくれるやつね。
詳しい交渉の様子はこちらの記事に書いておりますが、今回のワゴンRを買う時に、このバックモニターの価格について値引き交渉をしなかったんだよね。でも、クルマを買う時に「オプションをタダで付けてくれ」って言うのは常識なんですよ。そう言っておけば、もしかしたらタダになるかもしれないし、タダにならなくても、端数を切り捨てくらいはしてくれる可能性があった。
今回の私の場合はバックモニターの価格は税込みで23760円。
この価格を提示された時は、下取り価格の交渉でさんざん長く話をした後だったので、もう疲れていたんだよね。しかも、営業さんは「もうこれ以上値引きできません」って言ってた。私はそれに負けちゃったんだよな。
でも、それでもやっぱり「タダで付けてもらえないっすか?」という一言は言うべきだった。実際、今の私は言わなかったことを後悔してるからね。たぶんタダは無理だっただろうけど、23760円の端数、3760円くらいは値引いてもらえたんじゃないかと思う。それに、値引いてもらえなかったとしても、言いたいことは言った方が「できる交渉は全てやった」という満足感は得られたはず。
車検にいくらかかるか聞かなかった
次はこれ。車検費用を確認しなかった。一般的にクルマを買う時、故障対応のための保険に入ることが多いけど、その保険に入るには、大抵は購入店での車検が義務付けられます。保険を継続するには車検費用が必ずかかるのに、私はその車検費用を確認せずに買っちゃったんだよね。
結果的に車検費用は普通の相場程度の金額だったので良かったんだけど、中古車屋さんによっては高い費用を請求してくる可能性もなくはないはず。注意です。
なお、大手中古車販売店の場合は、高い車検費用を請求してくるお店は私の知る限りない。激安車検屋さんよりは微妙に高いけど、新車ディーラーの車検よりは安いという感じ。例として、ガリバーの車検費用を載せておきますね。軽自動車の場合で67310円。この金額感とかけ離れてなければ、妥当と言えると思う。あ、これに加えて、部品交換が発生すれば、その費用も上乗せされるのでそこんとこは覚えておくべし。
カーセンサー・goo-netとの価格比較をしなかった
カーセンサー・goo-netとの価格比較をしなかった。これも若干の後悔がある。私は今回の中古車購入で「見積り見せまくり作戦」を実行して、そこそこの成果を挙げた。でも、価格比較をするなら一番簡単なのがカーセンサーとgoo-net。スマホからチョイチョイと検索すれば、すぐ販売価格が出てくる。そんで、「こっちの方が安いじゃん!」と言って中古車屋さんに見せれば、もしかしたら値引きするなり、下取り価格を上げるなりしてくれるかもしれない。
でも、それをやらなかった。やろうかな?とはちょっと思ったんだけど、紙の見積りを持って行かないと、こっちの本気度をわかってもらえないんじゃないかと思ったんだよね。
紙の見積書の方が威力が大きいのは間違いないと思うけど、自分自身が相場観を身に着けるためにも、カーセンサー・goo-netの価格情報を見て、そっちの方が安ければ中古車屋さんに見せるのは意味があると思う。手間もかからないから、ぜひやっておくべき。
「下取りじゃなくて、純粋に売るだけならいくらで買い取ったの?」と聞かなかった
それまで乗ってたクルマの買取価格の話。今回の私の中古車購入では、ガリバーとケーユーに行って最終的にはケーユーで売り買いしたんだけど、ガリバーもケーユーも、「次にウチでクルマを買ってくれたら今のクルマをXX円で買い取ります」という条件付きの言い方をしていた。
一般的に、大手中古車企業の場合、販売価格から値引くということはしないようだ。その理由は、一台のクルマを同時に多数のお客さんが見ているので、二重価格になってしまうから。販売車両の価格から値引く代わりに、下取り価格を上げていくという手法を取ることが多い。
でも、それだと他社と比較しづらい。例えば、同じようなクルマを買おうとして、下記のような値付けになったとしよう。
- A社:
車両販売価格100万円、今乗ってるクルマの下取り価格20万円 - B社:
車両販売価格110万円、今乗ってるクルマの下取り価格30万円
※但し、次のクルマをB社で買うという条件付きの下取り価格
これだと、A社もB社も支払価格は差し引き80万円で同じだけど、A社の「下取り20万円」を上げてもらえるかどうかがわかりづらいのだ。B社の「下取り30万円」は、次のクルマをB社で買うという条件付きなので、純粋な買い取り価格がいくらなのかということがわからない。だから、A社の下取り価格が良いのか悪いのかが判断できない。
だから、この場合はB社に「買取りのみならいくらで買い取る?」と聞くべきだ。
もしその答えが「25万円」だったら、A社の下取り価格も25万円程度まで上がることが期待できる。だから、A社ともっと交渉するべきだ。
もし答えが「20万円」だったら、A社とそれ以上交渉してもあんまり意味はないということになるだろう。
私はこの確認をしなかった。だから、もう少しお得に買えたんじゃないか?と少し後悔がある。
ガリバーの「最高値チャレンジ」を使わなかった
最後がこれ。ガリバーは、「最高値チャレンジ」を頻繁にやっている。これは、「ガリバーが提示した下取り価格が他社よりも安かったら、1000円のQUOカードをもらえる」というものだ。今回、私がクルマを買った時もやっていた。
今回の私の場合、ガリバーが提示した下取り価格は10万円で、ケーユーが提示した下取り価格は18.8万円だった。ガリバーは負けていた。
でも、ガリバーも意地があるはずなので、交渉中に「QUOカードもらえるんだよね?」と言いに行けば、この18.8万円に対抗した価格を出そうとしたはずだ。
今回の私の場合は、ケーユーで下取り価格を提示された時に「今日決めてくれたらこの価格で買い取る」と言われてしまい、身動きが取れなくなってそのままケーユーで買った。だから、ケーユーの下取り価格をガリバーに伝えられなかった。ガリバーの話を聞いたら、また別の展開があったかもしれないな、と思う。
勇気を持って、言いたいことは言おう!
こうして後悔したことを並べてみると、結局のところ、「こんなこと言ったら嫌な客だと思われるかな・・・」と考えて、自分の行動を控えめにしてしまったということばかりだ。
バックモニターをタダで付けてくれって言うことは、簡単にできたはずだ。ただ、私に度胸が足りなかっただけだ。
車検費用も、「そんなことまで気にすんのかよ!面倒な客だな!」って思われたくなくて、聞く勇気を持てなかっただけ。
カーセンサーやGoo-netの価格を交渉に使わなかったのも、営業さんに嫌がられるのが怖かっただけ。
「下取りじゃなくて、純粋に売るだけならいくらで買い取ったの?」と聞くのだって、営業さんに手間をかけさせるのが心苦しかっただけ。
ガリバーの最高値チャレンジを使わなかったのも、電話して「QUOカードくれんの?」って聞けばよかったのに、「この客はそこまですんのか、ガメツイな」って思われたくなかっただけ。
結局、嫌な客だと思われたくなくて、考えたことを行動せずに、後から「やっとけば良かったな・・・」って後悔してる。後悔するくらいならやっとけよって話だよね。自分で書いてて情けない。カッコ悪い。
これを読んでるあなたには、私と同じ後悔をして欲しくない。勇気を持って、言いたいことは言ってしまおう!!
まとめ!
- オプションを付ける時は「タダにして?」って言っとけ!!
- 車検費用も確認しとけ!!
- カーセンサーやgoo-netでの中古車価格も交渉に使っとけ!!
- 純粋な「買い取り価格」を確認しとけ!!
- ガリバーの「最高値チャレンジ」は使っとけ!!
後でウジウジ悩むのはカッコ悪いぞ!!言いたいことは必ず言う勇気を持て!!!
私の中古車購入の様子はこちらからどうぞ!