2014年11月から新型大型トラック・バスの自動ブレーキ必須化!

もうすぐ、2014年11月、つまり来月から、「新型大型トラック・バス」に対して自動ブレーキ機能が必須になります!

大歓迎!!

ニュースソースはこちら。
大型トラック・バスの自動ブレーキ必須、2014年11月から新型車に義務化 | clicccar.com(クリッカー)

ニュースソースとか書きましたが、これはもう既に公式に決まっているハナシです。こちらの国土交通省のページのPDFをよ~く読むと書いてあります。
国土交通省の公式発表PDF

これはもう大歓迎ですよね。トラックとかバスとかは、こういうこと言っていいのかわかりませんが、ドライバーの労働環境が悪くなりがち。2年位前から高速バスの事故が連発したのが記憶に新しいですよね。

これまで、スバル・アイサイトを始めとして、軽自動車にもダイハツ・スマートアシストスズキ・レーダーブレーキサポート、などなど、様々な自動ブレーキ機能が普及してきました。

最先端を行っていたアイサイトから時間を経ること数年、自動ブレーキは単価の安い軽自動車にまで普及してきているのに、事故時の被害が大きくなる大型車に標準搭載していないのはなんともはや、いかにももったいないというかなんというか。

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「新型車」のみ

で、11月から「新型大型トラック・バス」に対して自動ブレーキが必須になるんですけど、この「新型」ってのがポイントです。この新型ってのは、「2014年11月以降に新発売される型式の車種」という意味。つまり、2014年10月以前に発売され、2014年11月以降も販売され続ける車種に対しては自動ブレーキは義務付けられないんです。何だそりゃ。

まあ、継続生産車の場合は急に仕様変更しろっつっても生産の現場は大変でしょうからね。しゃーないっちゃーしゃーない。で、そんな継続生産車に関しては、約3年後、2017年9月1日以降に製造する車両から自動ブレーキが義務付けられるんだそうです。まーその辺がギリギリの調整範囲だったのかな。大型車はコスト競争が大変だろうからね。

ともかく、大型車にも自動ブレーキが標準搭載となれば事故は減るだろうし、大量生産によって一般車の自動ブレーキのコスト低下も期待できます。楽しみですね!