日産が軽のEVを開発、2015年度に発売予定!
日産が軽の電気自動車を2015年度以降に発売の方針というニュースが飛び込んできました!
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電気自動車といえば日産
日産の電気自動車といえばリーフですよね。完全な電気自動車でまともに商業ベースに乗っているものは、まだリーフだけだと思います。もちろん他にも色々なEVは市販されていますが、本気で台数を売ろうとしてるのはリーフだけのように見えます。また、e-NV200という電気自動車も2014年度内に発売予定だそうです。
NMKVとして開発&生産?
しかし、今回のニュースは「軽の電気自動車」。日産の軽ってことは、日産と三菱の合弁会社であるNMKVが開発するハズ。合弁会社のもう一方である三菱も、実は電気自動車の技術蓄積は結構ある(と思う)んです。台数としてはあまり売れていないですけど、軽セダンの大きさであるi-MiEV、軽ワンボックスであるMINICAB-MiEV、軽トラであるミニキャブ・ミーブ トラックが存在します。また、プラグインハイブリッド車ですがアウトランダーPHEVは日本カー・オブ・ザ・イヤーで「イノベーション部門賞」を受賞しています。
そんな日産と三菱がタッグを組んで軽の電気自動車を開発する。なかなか楽しみです。
日産の工場を使うかも?
また、現在の日産・三菱の軽自動車は全て三菱の水島工場で生産されていますが、今後は日産の工場の稼働も視野に入れているとのこと。水島工場だけでは生産しきれなくなったんですかねー。NMKVの軽自動車は軽ハイトワゴンであるDAYZ・eKワゴンと、軽スーパーハイトワゴンであるデイズルークス・eKスペースの4車種(実質2車種)です。いずれも性能的には若干の弱さを感じるところですが、売れ行きは好調らしく、それが「水島工場以外の工場も使うかも」という発言に繋がっているようです。
ハイブリッド車に本腰を入れなかった日産、電気自動車でどう戦うか!
実は日産は「ハイブリッド車」には力を入れてこなかったんですよね。今新車で売っているハイブリッド車はフーガとシーマ。どちらも高級車なので台数はそれほど出なかったはずです。経営戦略として、ハイブリッド車よりも電気自動車を選んだのだと思います。その戦略がこれから花開くのか。注目したいと思います。