ホンダ・S660は八千代工業が生産!不遇の時代をよく乗り越えた!!

ホンダ・S660についての新しい情報が出てきました。生産を、ホンダの子会社である八千代工業の四日市製作所で行うそうです!

これまでよく耐えた!!!

ニュースは下記URL。
三重)軽スポーツカー「S660」、四日市で生産へ:朝日新聞デジタル

昨年秋の東京モーターショーで発表され、来年発売されるホンダの軽自動車スポーツカー「S660」が、同社の子会社・八千代工業の四日市製作所(四日市市上海老町)で生産されることがわかった。ホンダ鈴鹿製作所の新所長・中谷昌功氏(53)が15日、就任の記者会見で明らかにした。

S660の新情報、それも具体的な生産体制の情報が出てきたのも嬉しい。でも、私としてはそれ以上に嬉しく感じたことがあります。それは、八千代工業が不遇の時代を抜け出せそうなこと。

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以前、八千代工業ってこれからどうなっちゃうんだろ。。。って記事を書きました。八千代工業の生産している完成車ラインナップを見ると、生産しているのはライフにアクティにバモス。10年以上ほったらかしと言っていい状態の化石車種ばかり。そんなつまんない車種ばかり押し付けられて、きっと八千代工業さんの社員は辛い思いをしているのではないかと個人的には思っておりました。いや、もちろん不人気車種を生産することも重要な仕事ですよ。でもやっぱり陽の当たる仕事も、たまにはしたいじゃないですか。

軽の花型No1、S660が八千代工業の手に!

そんな状態が続いていた中、今回のS660のお話。八千代工業さんとしては嬉しいでしょう。儲かる仕事かどうかはわかんないけど、現場で働く技術者さんとしては嬉しいはず。S660なんて軽自動車の花型No1だと思うし、新技術のカタマリでしょうからね。逆に、ホンダとしては技術を社外に出したくはなかったはず。N-BOXやN-ONEみたいに、ホンダ自身の手で生産することもできたはずです。

東京モーターショー2013で八千代工業さんのブースにお邪魔した時、社員さんから「いつまでもホンダにぶら下がっていられない!打って出る!」って心意気を感じました。八千代工業さんの社員さんには熱気があった。退屈な仕事を続けつつも、闘志を消さなかった。だからこそ今回のS660のハナシを勝ち取れたんじゃないかなあと感じました。

なんか私はなんとなく八千代工業が好きなようです。ホンダは好きじゃないんだけどね。もちろんホンダもいい会社だと思うけど、なんかカッコ良すぎるから親近感を感じないんだよね。八千代工業さんみたいに、苦難に耐えて頑張ってる姿をみると応援したくなります。いつかホンダの傘下から離れて独立してくれないかな(笑)。

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