新型ミライース公式発表!33.4km/Lで8月発売!

以前、日経の記事をもとに新型ミライースの燃費は33.4km/L!辛うじてアルトエコ超え!って記事を書きましたが、昨日22日、遂にダイハツから公式発表がありました。新型ミライース、燃費33.4km/Lで8月発売です!

目次

ホントにアルトエコ超え達成!

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思えば、現行のアルトエコが発表になった時には度肝を抜かれたものでした。当時はアルトエコが30.2km/L、ミライースが30.0km/Lで、0.2km/L差でつばぜり合いをしてたんですよね。それがいきなり約1割向上して33.4km/Lになって、まーとにかくびっくりしましたよ。

内心、「こんなの絶対勝てねーだろ!ダイハツのミライースは燃費では負けが続くんだろうな。」と思っていたわけですが、僅か0.4km/L差とはいえアルトエコを追い抜いたダイハツには、もはや尊敬を感じてしまいます。もちろん、競い合ってるスズキも偉いです。

今回、ミライースがどのような技術で燃費向上を果たしたかというと、簡単に言えば既存技術のバージョンアップ。

クールドi-EGR

まずパワートレーンでは、既存技術である「i-EGR」を進化させた「クールドi-EGR」によって燃焼効率を向上しています。「EGR」ってのは簡単に言えばエンジン内に送る酸素の量を最適化する仕組みで、そのEGRをセンサーを使って性能を高めたものがi-EGR。で、今回のクールドi-EGRではエンジン内に送る気体(酸素等)の温度を低くすることで、エンジンの効率を高めています。

タイミングチェーンに低フリクションチェーンを採用

タイミングチェーンってのは、要するにエンジンで発生させた動力を伝えるチェーンのこと。このチェーンの形状をカーブ型にすることでチェーンガイドとの摩擦を低減させたそうです。

CVT制御最適化

CVT制御最適化。プレスリリースではこう記述されています。

CVT制御の見直しを行い、従来に比べ更なるハイギヤ化を実現。燃費と走りを高次元で両立

要するにギア選択を最適化することで気持ちの良い走りを実現したってことですね。これは燃費じゃなくて走りの向上のようですね。

空力性能を向上

空力性能。風をうまく後ろに受け流すことによって抵抗を抑えるってことですね。フロントバンパー形状の改良と、フロアアンダーカバー・タイヤディフレクター・ローダウンサスペンションの採用によって実現しています。

アイドリングストップ速度の変更

従来は時速7kmまたは時速9kmでアイドリングストップしていたのに対し、新型ミライースでは時速11kmからアイドリングストップすることがあるそうです。様々な条件を判断してアイドリングストップのタイミングを決めるようにしたようですね。アクセルオフによる燃料噴射カットと合わせて、減速から停車までの燃料噴射を極限まで抑制することで燃費を向上しています。

私はこれまでアイドリングストップ速度が上がってしまうのは嫌でしたが、こないだアイドリングストップがどれくらいお得か計算してみた結果を見て、それもアリかなと思うようになりました。

減速時発電量の増加

新型ミライースでは発電効率の高いオルタネータ(発電機)を採用して、減速エネルギーでの発電量を増やしています。

減速エネルギーでの発電はスズキがene-charge(エネチャージ)のCMでたくさん宣伝していますが、ダイハツ車でも同様に減速エネルギー回生発電を行っています。ene-chargeとの違いは、ene-chargeはリチウムイオン電池を採用することで短時間に大量の電気を充電できるのに対し、ダイハツ車は普通の鉛バッテリーしか積んでいないので、充電スピードがあまりなく、充電量に限界があることです。

今回の新型ミライースでも、従来通り特殊な電池は積まずに通常の鉛バッテリーを使用するようですが、おそらく鉛バッテリーの性能ギリギリまで発電&充電量を高めたのでしょう。

技術面ではそんなところですね。

しかも、現行ミライースより安くなる!

更に色々とネット上を漁っていたら、なんと、現行のミライースよりも安くなるという情報がありました。MSN産経ニュースに載っています。引用するとこんな感じ。

現行の「ミラ イース」よりも価格を抑える。現行の燃費は30・0キロで、最も安いタイプの希望小売価格は79万5千円。低燃費と低価格を両立させて販売拡大を狙う。
引用元:MSN産経west

つまり、現行の79.5万円よりも安くなるって言ってるんですよ。ほんとですかねこれ?こうやって改めてわざわざ「安くなる」って書くってことは、1000円とか2000円とかってレベルじゃないと思うんですよ。やっぱり万単位の金額が安くならないと、こうは書かないですよね。いくらになるかはわからないですけど、75万円とか?もしかしてギリ70万円代を切って60万円代になるとか?期待は膨らみますねー。

まあそんなわけで、発売が楽しみです!

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