ミライースの燃費目標35.0km/Lは継続中らしい
以前、次期ミライースは燃費35km/Lって、さすがにムリじゃない?って記事を書きました。これは2月に書いたわけですが、個人的にはかなり懐疑的な印象でした。だって30.0km/Lでも相当な変態燃費ですからね。そっから5km/Lの向上というのは・・・、ムリじゃないでしょうか。
今も35km/Lを目指して開発中
上記記事から3ヶ月ほど経ったわけですが、こないだのマガジンXにこんな記述がありました。
35km/Lめざしてミラe:s奮闘中
JC08モード燃費30km/Lをわずかに上回るアルトECOの登場によって「ガソリン車No1」の商号を奪われたミラe:s。追撃を目論んでダイハツ社内では33km/Lを目標に改良の準備が進められていたが、またまたアルトECOがひと足先にその33km/Lを達成した。そこでダイハツ開発陣は将来的な目標にしていた35km/Lの実現へとプランを変更、早ければ年内にも発売されるかもしれない。ムーヴに搭載されたCVTオイルウォーマーを流用か。
個人的には早めにギブアップしたほうがいいんじゃないかなあと思っていますが、今もミライースは35km/Lを目指して開発中のようです。上記引用部に「ムーヴに搭載されたCVTオイルウォーマーを流用か」と書いてますが、そりゃあ既存の技術は流用しますよね。それは当たり前。でも、それだけでは35km/Lを達成できないのは素人目にも明らかなわけで、もう新技術を開発するしかないわけですよ。
だって、CVTオイルウオーマーは先代MOVEから現行MOVEに移行したときに搭載されたわけですが、燃費向上は27.0km/Lから29.0km/L。2.0km/Lしか向上していないわけですよ。もちろん2.0km/Lの向上は素晴らしいの一言ですが、ミライースの燃費を現行の30.0km/Lから35.0km/Lにするなら、もっともっともーーーーっといろんなところを改善しなきゃいけないハズですよね。
そして、今のところ「別の何か」の情報は流れてきてません。かなり苦戦してるんじゃないかなあ。現状の「30.0km/L・79.5万円」の路線でいいと思うんですよね。まあ既存の技術は踏襲するにしても、「32.0km/L・79.5万円」くらいで手を打ったほうがいいんじゃないの?ダイハツさん。